我が家での今の生活で、火を扱うものは、薪ストーブ、餅つきの時のかまど、石窯です。
一番冬の生活に欠かせないものは、薪ストーブ。
いつもは、父ちゃんの清ちゃんが朝一番につけてくれます。
夕方も居る時は清ちゃんが、だいたいつけてくれています。
一昨日月曜日、お昼ぐらいから、清ちゃんはまた、和歌山の熊野に引っ越し作業で荷物を運んでいきました。
昨日の朝は、子供達が薪ストーブに火をつくてくれました。
夕方も、子供達が。
まず、4人のうち、一番下の穂香を除く上の3人のうちの一人が率先してやり始めます。
そのうち、もう一人、また一人と、あーでもない、こーでもないと言いながら、「薪、運んできて!」
「もっと細いの!」とか、「もう太いの入れてもいいかなぁ」とか。
自然と役割分担しています。
今日は、なんだか早起きしてしまった私が、久しぶりにつけてみました。
火をつける瞬間、それが、ぽっと優しく火が点ったかと思うと、ゆっくり燃え始め、だんだん勢いが増してくる。
それを見ていると、なんとも気持ちが良い。
その時点で、もう体は十分に温まっている。
動く事により、体温は上がってきている上に、ほっと一息した時に、まだわずかな炎にすごく暖かさを感じる。
ストーブの中に入れる薪の太さも、まずは小枝から、ちょっと太め、そしてだんだん大きな薪を入れる。
火と対話しながら、薪とも対話しながら。
もちろん、薪を準備するときも。
かつては、まだ活き活きとしていた木々、切ったものは屍。それを丁寧に、拾い集め。更に切り、人が利用しやすいように加工する。
木を切る時にも、木と対話し、切らせてもらい、使わせてもらっている。
それを燃やし、暖をとり、調理もできる。
火は、人間に欠かせないものだと思います。
そして、炎に癒やされる。
灰は、木々の灰。
それも、また畑の肥やしになり、土に還る。
人間も同じだ。と思う。
父ちゃんの清ちゃんが、月曜日、引っ越し作業で荷物を載せるときに気づいた、愛犬ナナの異変。
その、数時間後に、ナナは亡くなりました。
もちろん、家族みんな悲しみました。
その中で一番悲しんだのは、雄惺でした。
ナナも、土に還る・・・。
子供達が、言いました。
「ナナは、今度何に生まれ変わるかなぁ、今度は人間がいいなぁ、だって、人間だったら、他の動物にもやられないし!」
「でも、なんでも良いから早く生まれ変わってきて欲しいな~。」
泣ける・・・。
8歳でした。
犬としても早かったと思います。
天国で安らかに・・・。
写真は、日央里さんが撮ってくれたものです。
最後に、この写真が残っただけでも、嬉しいです。
ありがとうございます。