アセンションとは次元上昇。
今わたし達がいる世界は3次元の世界で、このアセンションが起きると、わたし達は5次元の世界に移行すると言われています。
そして、このアセンションについてはスピ系で随分とたくさんの書籍が出されていますが、中には意識が完全に覚醒して、全ての人がお釈迦様のような状態になる。とか、そういった意識の目覚め(?)によって、世界にはびこる、戦争などのあらゆる全てのネガティブな出来事が起こらなくなり、まるで天国や極楽のような世界になる、というように書かれているものが沢山あります。
それも、その素晴らしい世界への移行、アセンションはある日、突然起きる。
そんな風に書かれている書籍も少なくありません。
さて、それは本当のことなのでしょうか?
アセンション(次元上昇)が起こる、というのはある意味、本当です。
正確には、起こるではなく、現実に既に起こっていて、もうほぼ完全に移行は済んでいます。
ただ、わたし達自身が5次元の世界にいるか?というと答えはNO。
いま、わたし達は3次元と5次元の世界の間にいる、というのが答え。
そして、3次元と5次元の間には何百、何千、何万、という階段があり、其々がその階段の途中にいる状態。
そう、アセンションとはドラえもんのどこでもドアのようにある日、突然、その扉をくぐればそこは極楽の5次元世界。というようにはいきません。
3次元から5次元へと続く階段を、自らがコツコツと地道に上がる、というのがアセンションの現実。
その遠い道のりを前にして、
あ~、もうここでいいや
と、途中で上るのをヤメてしまう人もいるでしょう。
または、やっぱり下のほうが居心地がイイヤと、戻る人もいるでしょう。
それとは逆に真理に気づき、魂本来の姿を知る事によって、いままでの思い違い、エゴですね。このエゴを手放していき、本来は1段1段上がるはずの階段をエスカレーターに乗ってスイスイと上へと行く人達もいます。
そう、よりスムーズに楽に上へと行くには自分の抱えている思い違いをひたすら手放すこと。
思い違いを手放すことによって、魂本来の姿に近づくわけですから、その分、身軽にもなるし見通しもよくなります。
そうなると、またまた、自分が持つ思い違いに簡単に気づけるようになっていくし、気づいたら手放して、またさらに身軽になるという、うれしいスパイラルになります。
この状態になると、階段はいつの間にかエスカレーターに変わって、苦労せずとも目的の場所、5次元へと近づくことができます。
では、途中で階段を上がるのをヤメてしまった人達はどうなるのか。。。
そこらへんは巷で言われている通り、この地球からどこか別の同じようなレベルの場所へと移動することになります。
なぜなら、この地球自体がすでに5次元へと移行してしまっているので、上がることをヤメた人達は残ることが出来ないから。
ということで、いま、この世界では残る者と去る者との振り分けが行われています。
そして、この世界は既に5次元のレベルでの運行が始まっています。
5次元のレベルでの運行、それは宇宙の真理に則ったもの。
つまり、鏡の法則と引き寄せの法則、これらの法則がよりダイレクトに働くようになります。
ということは。。。
鏡の法則で言えば、自分と似た人や出来事で自分の周りが固められ、引き寄せの法則ではネガティブなことを考えればたちまちネガティブな出来事を引き寄せてしまい、そのエネルギーにのまれて取り込まれてしまう。
つまり、その時、その時の心の状態がダイレクトに現実に反映されるようになります。
もちろん、悪いことばかりではなく、良いことも同じ。
楽しいことを考えて、楽しく過ごせば、より楽しいことが次から次へと起きるし、目標に向かって取り組めば、トントン拍子に目標に近づくことができます。
ようは、自分自身の想い次第。
これが5次元の世界。
でも、ネガティブなことを思うことによって、ますますネガティブな現実を引き起こし続けたら。。。
それは、とても辛いことです
なので、そういった人達はやはり、留まることは出来ずに、自分に見合った場所へ移動することになります。
これがアセンションの真実。
つまり、
アセンションとは一日にして成らず
全ては自分次第
ということ