前置きが長くなりましたが、いよいよ本題です
森羅万象すべてのものが『陰』と『陽』とに分けられます。
それでは、人の心(魂)と身体は『陰』と、『陽』とにわけると、どちらが『陰』でどちらが『陽』になるでしょう?
身体は心(魂)が入って初めて機能を果たします。
逆に言うと、身体とは心(魂)が自分を表現するために使う物。
つまり、
身体があってこそ結果、心(魂)が自分を表現できる。
と、いうことでこの場合、身体が『陰』となり、心(魂)が『陽』となります。
そして、『陰陽論』では原因である『陰』があって、結果としての『陽』が成り立つわけです。
ですから、どうしても心がネガティブな方向へ傾向してしまう、という場合、まず最初にアプローチするべきは身体となります。
昔から言われていますよね
健全な精神は健康な身体に宿る
と、いうこと。
まさに、その通り
昔の人は良く言ったものです
なので、まずは身体にアプローチしましょう。
大切なポイントは3点
もちろん誰にでも、簡単にできること。
まず一つ目
それは、呼吸
だいぶ以前にも書きましたが、呼吸は基本中の基本。
とても大事なことです。
なにせ、呼吸をすることで、生きていられるのですから。
そんなとても大事な呼吸ですが、人間、ストレスを感じると呼吸が浅くなり、更には呼吸が止まることもシバシバあります。
仕事の最中など、ちょっと気にかけてみてください。
いつの間にか、呼吸を止めていたりしませんか?
ストレスを感じたら深呼吸をするのが良いのですが、でも、ストレスを感じネガティブな方に偏っていると、呼吸は深くまで入りません
そういったときこそ、奥の手
もし、トイレなどの人目につかない場所でしたら、その場でクルクル3回左に回ります。
それだけで、ネガティブに寄った身体がゆるんで整います。
『陰』である身体が整うと、必然的に『陽』である心、精神状態もネガティブから脱却して、整います。
なので、これだけでも効果は充分なのですが、
さらに、もうひと押し
みぞおちを意識して「ハー」と深く息を吐きます。
ネガティブな感情はみぞおちに溜まります。
溜まり続けると、みぞおちが固くなるので、ここでみぞおちを柔らか~くほぐす言霊を使います。
それがハ
ため息をつく時って、「はぁ」と言いますよね。
これは無意識に言霊を使って、みぞおちを柔らかくしていたんです。
人間て凄いですね
というわけで、「ハ」の言霊を使いますが、これは声に出しても出さなくてもいいです。
ただみぞおちをゆるめると意識してください。
息を深く吐ききれば、自然とたくさんの空気を吸うことができます。
これを数回繰り返すだけで、身体も心もネガティブから脱却して、いい状態に整います。
これから、ストレスを感じたら、是非、この方法で深呼吸を
次回は2つ目のポイントです