24日の記者会見で、江藤拓農水相は政府が備蓄する米を放出し、JA(農業協同組合)などの集荷業者に販売する方針を表明した。国が買い戻す条件を付ける。
この決定は、米の市場供給を増やし、価格の安定を図ることを目的としている。農水省が1月17日に公表したデータによると、2024年産の米の相対取引価格の年産平均は60kgあたり2万3715円となり、1990年以降で過去最高値を記録した。
江藤氏は、米の需給状況について「決して健全な状態だとは思っていない」と述べ、市場への供給を促進するため、備蓄米の放出を決定した。
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江藤農水相 政府備蓄米をJA向けに放出へ
江藤拓農相は24日の閣議後記者会見で、政府が備蓄する米を放出し、JAなどの集荷業者を対象に販売できるようにする方針を表明した。
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