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中共「全人代」から見える、米中「科学技術対立の激化」

2024-03-09 | 時事・ニュース

2024年3月5日、中共は「両会」を召集し、当局は全国資源を動員して本土科技の突破を加速することを宣布した。この行動は、中共が米国に対して、科学技術の優勢を争う試みであることを示している。(Stephen Shaver/AFP/Getty Images)

 

中国共産党(中共)の国務院総理(首相)である李強氏が3月5日、全国人民代表大会(全人代)で報告したところによると、中共は全国の資源を活用し、人工知能半導体製造などの分野での突破を試みている。これは米国が半導体などの分野で、中共に対して行っている制裁に対抗するものである。

また同報告には、2024年までに科学研究への支出を10%増やし、3708億元(約515億ドル)にすることで、中国企業の発展を促進する計画が示されている。

李強氏は、この報告のなかで「重要な科学技術基盤の体系的な配置を加速する」「企業の科学技術革新の主体性を強化する」「企業が革新的投資を増やすよう奨励する」と宣言している。

李強氏の今回の報告では「科技(科学技術)」の言葉が26回使用されていた。これは2015年以降における同会議での最多となる。これらは、中共が米国に対して「科学技術の優勢」を争う試みであることを示している。

【続きはこちら】

 

中共「全人代」から見える、米中「科学技術対立の激化」 

現在、中国国内の半導体産業は、中共が巨額の資金を投じて米国の輸出制限を乗り越えようとしているものの、ますます大きな壁に直面している。

 

 


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