1月17日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が中国の留学生の告発を引用し、中国共産党(中共)当局が海外在住の中国人の個人情報収集を急いでいると報じた。前日、非政府組織「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が「世界人権年鑑2025」を発表し、2024年に中共による人権弾圧がさらにエスカレートしたと指摘している。
カナダの中国人留学生、李寧(り・ねい)氏は「地元の派出所の警官が私のWeChatを追加し、いくつかの質問をしたいと言われた」と語る。
VOAは17日、中国湖北省出身の留学生李寧氏の告発を引用し、彼の父親が真夜中に地元の警察に自宅を訪問され、海外での状況について尋ねられたと報じた。これには、家族の住所、電話番号、身分証番号、パスポート番号、2022年に武漢から出国した際の便名などの個人情報が含まれていた。
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海外の留学生に対して逮捕や圧力 人権弾圧強める中共当局
中共当局が海外在住の中国人の個人情報収集を急いでいる。
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