1月16日、オーストリアのプライバシー保護団体「None of your business(NOYB、あなたには関係ない)」は、TikTok、Shein、小米(Xiaomi)、WeChat、Temu、AliExpressの6社を対象に、欧州連合(EU)ユーザーのデータを違法に中国共産党(中共)へ提供しているとして提訴を行った。
NOYBは声明で、中国企業を対象とした提訴は今回が初めてだと述べた。同団体はギリシャ、イタリア、オランダ、ベルギー、オーストリアの5か国で6件の訴えを提出し、規制当局に対してデータ送信の停止を求めるとともに、違反企業に対して世界的収益の最大4%に相当する罰金を科すよう要求している。
NOYBによれば、アリババ傘下の越境ECサイトAliExpress、Shein、TikTok、XiaomiはEUユーザーの個人データを中国に送信していることを認めている。一方、TemuとWeChatはデータを「第三国」に送信しているとされるが、その国は公表されておらず、中国である可能性が高いと指摘している。
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