大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

2024年、老舗企業倒産145件 厳しい経営環境を乗り越える鍵

2025-01-18 | 社会問題(LIFE)

 

長い歴史を積み重ねてきた日本の老舗企業が、今、大きな苦境に立たされている。帝国データバンクの統計によると、2024年には創業・設立から100年以上の業歴を有する老舗企業の倒産が145件に上り、これまで最も多かったリーマン・ショック時の2008年(120件)を大幅に上回り、過去最多を更新した。

日本は世界有数の老舗大国だとされている。2024年9月時点のデータによれば、創業100年以上の老舗企業は4万5284社存在し、これは世界の老舗企業の約60%を占めている。その中には1千年以上の歴史を持つ企業もあり、世界最古の企業とされる「金剛組(西暦578年創業 場所は大阪の天王寺区にあり四天王寺建立のため 聖徳太子に招聘され、百済の国から三人の工匠が日本に招かれた。 この内の一人が、金剛組初代の金剛重光である)」がその代表例だ。日本では、家業や地域の伝統を次世代に引き継ぐ意識が強く、これが老舗企業の存続に寄与してきた。長い業歴は、企業が市場での競争を勝ち抜き、生き残り続けた証ともいえる。

特に創業100年を超える「老舗」というブランドは、企業にとって大きな強みであり、他社との差別化を可能にする重要な要素だ。企業間取引においても、長年培われた信頼が関係性の構築や継続を後押ししている。

 

【続きはこちら】

 

2024年、老舗企業倒産145件 厳しい経営環境を乗り越える鍵

長い歴史を誇る日本の老舗企業が直面する苦境とは? 長い歴史を誇る日本の老舗企業が、今、大きな困難に直面しています。2024年には、創業100年以上の老舗企業の倒産が過去最多の145件に上り、リーマン・ショック時を上回る厳しい状況となりました。

 

 

【関連記事】

 

コメ価格高騰が止まらず 4か月連続で最高値更新

農林水産省が1月15日に発表した最新のデータによると、2024年12月のコメの相対取引価格が、すべての銘柄の平均で前年同月比約60%上昇し、4か月連続で最高値を更新したことが明らかになった。

 

 

 

中小企業の7割が賃上げ実施へ 日商会頭が見通し示す

日本商工会議所の小林健会頭は16日の記者会見で、中小企業の約7割が賃上げを実施する見込みだと明らかにした。

 

 

 

1年後の物価「かなり上がる」が31.1%  物価上昇への懸念強まる

日本銀行が17日に発表した「生活意識に関するアンケート調査」の結果によると、1年後の物価が「かなり上がる」と回答した人の割合が31.1%に達し、3か月前の調査から5ポイント余り増加した。

 

 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トランプ次期政権 日本製鉄の... | トップ | 甲状腺の不調 自然療法と治... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会問題(LIFE)」カテゴリの最新記事