中国で、ゼロコロナ政策を遂行する職員。イメージ写真 (Photo by JADE GAO/AFP via Getty Images)
昨年12月はじめ、中国政府は約3年続いた「ゼロコロナ(清零)政策」を突然解除した。
先日、9月20日から10月8日までの日程で行われた「杭州アジア大会」は、本来ならば、2022年の開催予定であったが、当時はまだ「ゼロコロナ政策」の最中であったため、1年延期されて、今年の開催になったものである。
その1年遅れの「杭州アジア大会」では、中国選手のメダル獲得による国威発揚のほかに、中国政府による「コロナ禍の完全克服」が全世界に向けて強調された。大会の運営にあたるスタッフは、ボランティアもふくめてマスクをしていない人が多かった。
このように、中国においてコロナ禍は「なくなった」はずなのであるが、先日、北京で開催された「一帯一路」国際フォーラム(10/17~10/18)では一転して、ゼロコロナ政策中の昨年に戻ったかのような厳しい防疫措置が講じられた。
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