米空軍のフランク・ケンドール長官は一貫して中国共産党を最大の仮想敵として考えてきた。写真は2022年4月、ワシントンにて撮影。(Photo by Drew Angerer/Getty Images)
米空軍のフランク・ケンドール長官は12日、アジア太平洋地域における中国共産党との戦争に備えるため、空軍と宇宙軍の抜本的な組織改変と能力向上に着手すると発表した。中共軍は米軍を仮想敵とした軍備増強を行っており、「私たちにはもう時間がない」と危機感を表明した。
「中国、中国、中国だ」。ケンドール氏はコロラド州で開催された米航空宇宙軍協会の戦争シンポジウムで、中国共産党の脅威について警鐘を鳴らした。
米空軍が掲げる組織改変と能力向上は、人材の育成、即応性の創出、戦力の投射、能力の開発という4つの主要なカテゴリに分類することができる。その中には、即応部隊の編成や専門人材の育成、大規模軍事演習の実施、統合能力司令部の新設、核戦力への支援強化などが含まれている。
およそ65年間廃止していた准尉の階級も復活させる。プログラミングやサイバー戦に関心のある飛行士を育成し、専門人材を増やす。
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