2020年6月25日に掲載した記事を再掲載
「孔子学院?新華社?こんなものは退屈だろう。中国が世界でソフトパワーを拡大させるには、モバイルゲームに注力すべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。世界各国を席巻している中国製ゲームは、共産党政権が進めている文化の浸透工作のツールとしての側面を持ち合わせている。
冒頭は、中国ゲーム情報サイトGameLookが2012年9月に発表したオピニオン記事から引用した一節だ。同記事は、海外で展開する孔子学院や新華社の影響は限定的だとし、ゲームは「10代の少年から祖父母まで楽しんでいる」とそのメリットを伝えた。「文化で今の若者、つまり未来に影響を与えたいなら、全ての子どもがゲームに夢中になっているこの時代に、ゲームより優れた方法があるのか?」
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日本で収益80%を得る中国ゲームも 浸透工作ひろがるモバイルゲーム市場
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
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