2023年12月4日、ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者 (Sean Gallup/Getty Images)
2月15日、ウォール街の大手企業3社が最も著名な気候活動グループの1つから撤退したことで、環境・社会・企業統治(ESG)運動が大きな打撃を受けた。
世界最大の資産運用会社ブラックロック、米国最大の銀行JPモルガン・チェース、世界第3位の資産運用会社であるステート・ストリートは、企業に地球温暖化対策を求める国際的な投資家グループ「クライメート・アクション100プラス」からの撤退を発表した。
世界的な地球温暖化対策の提唱者たちは、国連や世界経済フォーラムのような世界的組織が掲げる「ネット・ゼロの目標」に世界で最も強力な金融機関を連携させるための重要な存在として、クライメート・アクション100プラスを称賛してきた。クライメート・アクション100プラスは、そのピーク時には、68兆ドルの資産を保有する700の投資家会員を誇っていたが、今週の脱退により、その資産が約16兆ドル減ることになった。
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