JUON NETWORK イベント報告

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第18期里山・森林ボランティア入門講座in関西 中間報告2

2024-10-20 | 里山・森林ボランティア入門講座
兵庫県神戸市で行われた「第18期里山・森林ボランティア入門講座in関西」の中間報告2をします。
受講生は9名です。

事務局より

 本講座は全5回の必修回がありますが、そのうちの現地実習の中3回を、この間に実施しました。

 10/20(日)の第2回は京都府亀岡市で、外部講師をお呼びして、森林の観察と針葉樹の伐倒。
受け口、追い口の切り方だけでなく、補助具のロープをどう設置するか?についても、考慮すべき視点が色々とあるのだ。
と言うことに、驚きを持って受け止めている受講生が多かったです。
見よう見まねや、力技で作業するのではなく、数学や物理の理屈に沿って理解すれば応用が効く。
その学びの視点を持って、今後の実践を積み重ねて行けると良いですね♪

 11/10(日)の第3回は、引き続き京都府亀岡市で実施。
メニューは、竹の伐倒、杭作り、刃物研ぎ、道具の使い方、ロープワーク、応急処置・搬送法、KYTと盛り沢山。
これらの講師を、関西ヤングジュオン(=本講座の修了生)の5名で分担して務めました。
本職の職業柄などで、各自の長けた事を活かして貰えるよう、役割を決めました。

 12/7(土)の第4回は、再び針葉樹の間伐。10月に実習した間伐を、1ヶ月半ぶりに復習です。
とは言え、場所を兵庫県宍粟市に移し、異なるフィールドですので、傾斜は少し緩やか、樹高は高く、太さもあると言う、前回とは異なる状況での実践。
さらに、枝掛かり処理の様々な方法を上乗せして学びました。

希望者のみ、そのまま現地の廃校活用宿泊施設「たかのす東小学校」に宿泊して、翌12/8(日)を、任意回として実施しました。
その内容の説明に入る前に・・・
本講座の受講生には、講座で取り扱わなかった事でも良いので、森林・林業や、農山村地域との関わりを、自分なりに紡いで欲しい。そう願っています。
つまり、関係人口として様々なステップがある中で、その中のどこかに位置して貰えればと。

そんな流れから、今回は活動地の地元の方々が進める小水力発電の見学も行ないました。
また、恒例の木使い現場の見学は、宍粟市を離れて実施しました。
とは言え、わざわざ遠出するのではなく、宍粟から沿岸部まで帰り着く手前の、六甲山地の北側。
三木市にある、本講座修了生の家具工房に立ち寄りました。
その裏山で進めている、100年後の家具材供給に向けた森づくりの現場も視察しました。


Facebookでの写真入り報告は、コチラ↓
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