JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
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風の谷 森林の楽校2018秋11月

2018-11-10 | 風の谷 森林の楽校
11月10日(土)~11日(日)に岐阜県揖斐川町で行われた「風の谷 森林の楽校」の報告です。
14名(内地元4名)の参加がありました。


参加者の声


 今回この活動に参加した理由は、元々森に関するボランティアに興味があったからです。

 1日目は森の中に入り、「間伐」と呼ばれる、太陽の光がより届くように余計な木を伐り、木と木の間隔を広げる作業を行いました。
最初は、ただ横からズバッと伐ればいいのかなと思っていましたが、倒したい方向と木への切り込みを計算しながら伐る方法を学び、びっくりしました。
また、その後チェーンソーを実際に使って丸太を切ったり、鍋敷きを作ったりしました。
夜は皆で鍋を囲み、大変楽しい食事会を経験することができました。

 2日目は、主に「枝打ち」と呼ばれる、節がない真っすぐな木にするため枝を切り落とす作業を行いました。
体に特殊なロープを結び、木に括り付けた梯子を上ってのこぎりで上の方の枝を切り落としました。
梯子から落ちないように注意を払いながら、一心不乱に枝を切るのは大変でしたが、木の良い香りを感じつつ作業するのは何とも言えない清々しい気持ちになりました。
その後は、最後に道具の手入れの仕方を教えてもらい、活動を終えました。

 参加して感じたことが2つあり、一つは林業がいかに大変かということです。
木はただ植えるだけでは駄目で、定期的に手入れをしなければ森が荒れてしまいます。
そのため、季節を問わず毎日木の間伐と枝打ちを行わねばならず、その大変さは今回実際に肌で体験したので、なおさら林業の方々の活動に頭が下がる思いがしました。
普段私たちが何気なく見ている森は、影で一生懸命森の手入れをして下さっている方々のお陰だと知り、見方が変わりました。

 2つ目に、自分以外に様々な思いを持って今回の活動に参加された方々と出会い、「世の中には色々な人がいるのだな」ということを強く感じました。
私は軽い興味で参加したのですが、中には真剣に林業をしたいと考えている方、木の保全に興味がある方、自然が好きで岐阜に移住した方など色々な人がいらっしゃり、「皆それぞれの人生を生きているのだな」と何とも勇気づけられる思いがしました。

 今回一緒に参加した方、ボランティアスタッフの皆さんには大変お世話になりました。
親切で温かい方々ばかりで、活動していて非常に心地よかったです。
ありがとうございました。

 次回も、何か気になる活動があればまた参加し、自分の世界をより広げていきたいなと思います。




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