大学生協ボランティアセンター

今回は、８月４日（月）～１０日（日）、９月３日（水）～６日（土）に
農地復興作業（宮城県名取市）、イベント準備（同七ヶ浜町）などの活動を行いました。

のべ人数は、５６名です。

事務局日記のカテゴリー「東北地域太平洋沖地震」でも報告をしています。ご覧下さい。


参加者の声


私は、以前にもボランティアに参加し、今回は2回目の参加でした。

今回のボランティアは、中学生の学習支援が中心でした。
受験を控えている生徒や部活動と両立している生徒など、
一人一人に合わせて勉強のお手伝いをしました。普段、なかなか大学生と話したり
交流をしたりする機会がないそうなので、大学生協からの学生が来た時は、
最初はお互い緊張こそしているものの、部活動や行事ごとの話をしているうちに
緊張感もほぐれ、楽しみながら勉強のお手伝いをすることができました。

また、現地視察として、津波で大きな被害を受けた閖上地区を訪問しました。
閖上地区には、約1年半前にボランティアに参加した時も訪問しましたが、
モニュメントが建設されているなどの変化はありましたが、家屋の建設などは
ほとんどありませんでした。震災から3年半経った今でも、まだたくさんの
課題が残されていることを実感しました。

今回は、他にも子供向けのおもちゃ作りなども開催し、子供から大人まで、
地元の方との交流がたくさんありました。どの方もとても元気にされ、
逆にこちらが元気をいただく場面もたくさんありました。被災地を実際に
訪問し、知り、周りに伝えていくこともボランティアの大切な役割だと思いました。
完全な復興にはまだ時間はかかるかもしれませんが、ボランティアなどで少しでも
地元の方々の支えになれればと思います。