JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

さぬきの森 森林の楽校2020

2020-09-27 | さぬきの森 森林の楽校
9月27日(日)に香川県さぬき市で行われた「さぬきの森 森林の楽校」の報告です。
40名(内地元14名)の参加がありました。

参加者の声

 今回、情報提供をいただき、森林の楽校に参加しました。
普段の生活は森林とかけ離れており、娘には森に触れる体験をさせたい思いがありました。

 木の伐採…間近で木を伐るところを見学することは初めてでした。
倒れる勢いや、倒れた後に光が差し込み、景色が一変したことに驚き、木の断面から香るヒノキの本当の香りに感動しました。

 巻き枯らし間伐…初めに感じたことは、不整地作業の大変さです。
作業場に向かうと木は斜面に立っており、作業をするにも自分の立ち位置を確保することが難しく、のこぎりを操作する手の力も思うように入らず苦労しました。
しかしながら、木の皮がきれいにはがれることの楽しさに娘も夢中になり、皮をはいだ後のつるつるの幹に触れると多くの水分が含まれて、木の生命を感じることができました。
木材としての木にしか触れたことがなかったため、衝撃的でした。  

 サポートしていただいた方から、乾燥して木材になるまでに時間がかかる事、日本の木材自給率の低さなど教えていただきました。
そして、この森の木材の多くが薪用になる事も。
こんな立派な木が建築木材にならないなんて、勿体ない!と感じました。  

 また、1本の木に対して作業を行うだけでも大変なのに、森全体を手入れして管理し続けることの労力、林業への担い手の少なさ、高齢化などの問題もあるなかで、この森のように人が手を入れている場所が日本でどれくらいあるだろうか…など、様々な思いが頭をめぐりました。  

 作業した後のおにぎりと豚汁が格別においしく、しおむすびのコンサートに元気をもらい、とても楽しく学び多き体験となりました。  
イベントを企画・運営していただいた、多くのスタッフの皆様、このような機会を提供していただきありがとうございました。 

 このような体験や森の大切さをもっと多くの人達(未来を担う子供達)に知ってもらい、森に関心を持ってもらいたいと感じました。


【娘の感想(小1)】 
 きのかわをめくったら、つるつるできもちよかったです。
そのうちぬるぬるしてきてたのしかったです。 

 水あそびの川がふかかったので、ながぐつに水がはいってたのしかったです。 

 わたしは、わたしのおうちからみえる森がいつもぐちゃぐちゃなので、木をきってあげたいです。



コメント    この記事についてブログを書く
« 第14期森林ボランティア青... | トップ | そばの里 森林の楽校202... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

さぬきの森 森林の楽校」カテゴリの最新記事