10月15日(土)に京都府京都市で行われた
「第23回町並みと民家を訪ねる会」の報告です。
12名の参加がありました。
関西中国地域ブロック事務局より
今回は京都の南、伏見の町と伏見稲荷神社を訪ねました。
伏見は古来交通の要衝として、各時代の
歴史をとどめた処で、古代大宮人の別荘地、
秀吉の伏見城下町、幕末の動乱など、又全国のお稲荷さん
の総本社である伏見稲荷神社、そして伏水(名水)が
生んだ酒処の町並みを歩いてみました。
中所島駅から北へ進むと、蓬莱橋に出ます。
伏見港につながる濠川(運河)にかかる橋で、これを
渡り左に曲がると寺田屋です。坂本竜馬や幕末の寺田屋騒動の
あった場所で、お竜さんの活躍や鳥羽伏見戦争での話が
豊富にあります。運河に沿って南へ下り、運河沿いに歩くと、
水と木立の中に酒蔵館が立ち並び京大阪を結ぶ水運で、大いに
栄えた十石舟が行き来しており、時代劇に出てくる、美しい
風情が楽しめました。
途中、赤い塀の長建寺があり、竜宮造りの中国風山門が
あでやかで「島の弁天さん」とよばれる色っぽいお寺さんでありました。
川を上がると、長い酒蔵館の続く一角に、月桂冠大蔵記念館があります。
伏見の酒造り、用具を展示しており、“きき酒”とお土産をもらいました。
街中に戻り、黄桜記念館で吟醸酒と昼食をいただき、カッパのことなら
何でも解る「河童資料館」を見て、古い民家と商店などが混在している
小路を歩き、大手筋商店街から京阪桃山駅に出て、ここから電車で
稲荷駅に移動しました。
伏見稲荷大社、通称“お稲荷さん”で知られ、全国3万社ある稲荷神社の
総本宮だそうです。
重厚な本殿・楼門・摂末社が建ち並び、五穀豊穣・商売繁盛の神として、
庶民信仰を集めています。
稲荷神社の領域は稲荷山に至る神域を持ち、「上之社」に通じる参道には
数多くの朱塗りの鳥居があります。
駅を降りてから、お稲荷さんへの道筋は屋台が出ており、外国人を含む
大勢の方で大変混雑する中を本殿に向かいました。
楼門から、千本鳥居を経て奥社奉拝所まで歩き、全山参拝は
出来ませんでしたが、健脚の方は、見晴らしのきく
(阿倍野のハルカスが見えたそうです)四つ辻まで登りました。
特に奥宮から奥社奉拝所に至る“千本鳥居”の並列に並ぶ紅い鳥居は外国の人
に人気のようです。境内には江戸期の古い商店
(下村呉服店:現在の大丸)などの石碑を見つけたりして楽しめました。
「第23回町並みと民家を訪ねる会」の報告です。
12名の参加がありました。
関西中国地域ブロック事務局より
今回は京都の南、伏見の町と伏見稲荷神社を訪ねました。
伏見は古来交通の要衝として、各時代の
歴史をとどめた処で、古代大宮人の別荘地、
秀吉の伏見城下町、幕末の動乱など、又全国のお稲荷さん
の総本社である伏見稲荷神社、そして伏水(名水)が
生んだ酒処の町並みを歩いてみました。
中所島駅から北へ進むと、蓬莱橋に出ます。
伏見港につながる濠川(運河)にかかる橋で、これを
渡り左に曲がると寺田屋です。坂本竜馬や幕末の寺田屋騒動の
あった場所で、お竜さんの活躍や鳥羽伏見戦争での話が
豊富にあります。運河に沿って南へ下り、運河沿いに歩くと、
水と木立の中に酒蔵館が立ち並び京大阪を結ぶ水運で、大いに
栄えた十石舟が行き来しており、時代劇に出てくる、美しい
風情が楽しめました。
途中、赤い塀の長建寺があり、竜宮造りの中国風山門が
あでやかで「島の弁天さん」とよばれる色っぽいお寺さんでありました。
川を上がると、長い酒蔵館の続く一角に、月桂冠大蔵記念館があります。
伏見の酒造り、用具を展示しており、“きき酒”とお土産をもらいました。
街中に戻り、黄桜記念館で吟醸酒と昼食をいただき、カッパのことなら
何でも解る「河童資料館」を見て、古い民家と商店などが混在している
小路を歩き、大手筋商店街から京阪桃山駅に出て、ここから電車で
稲荷駅に移動しました。
伏見稲荷大社、通称“お稲荷さん”で知られ、全国3万社ある稲荷神社の
総本宮だそうです。
重厚な本殿・楼門・摂末社が建ち並び、五穀豊穣・商売繁盛の神として、
庶民信仰を集めています。
稲荷神社の領域は稲荷山に至る神域を持ち、「上之社」に通じる参道には
数多くの朱塗りの鳥居があります。
駅を降りてから、お稲荷さんへの道筋は屋台が出ており、外国人を含む
大勢の方で大変混雑する中を本殿に向かいました。
楼門から、千本鳥居を経て奥社奉拝所まで歩き、全山参拝は
出来ませんでしたが、健脚の方は、見晴らしのきく
(阿倍野のハルカスが見えたそうです)四つ辻まで登りました。
特に奥宮から奥社奉拝所に至る“千本鳥居”の並列に並ぶ紅い鳥居は外国の人
に人気のようです。境内には江戸期の古い商店
(下村呉服店:現在の大丸)などの石碑を見つけたりして楽しめました。