平成31年1月17日(木)、島根県立農林大学校・林業科の卒論発表会が島根県中山間地域研究センターにおいて開催されました。大学校全体としての卒論発表会は昨年12月に実施済みですが、この日の発表会は、卒業論文の作成に際してお世話になった中山間地域研究センター職員や実習等に協力いただいた林業関係者向けに行われたものです。
２年生７名が発表した卒論のテーマは次のとおりでした。
●島根県産スギ芯去り正角の材質と強度特性の評価、●ツキノワグマの生息区域とミズナラ類の生育状況の関連について、●島根県飯南町内一林分におけるオニグルミの成長状況、●島根県内におけるハーベスタによる作業システムの可能性について、●普通苗とコンテナ苗の優位性について、●施業提案書と作業コストの比較及び作業効率の検討について、●「森のようちえん」の現状と課題について
発表終了後の講評では、林業課の統括林業普及員から、「学生の皆さんは農林大学校林業科での２年間の学習・実習を通じて大きく成長された。卒業後はそれぞれの就職先で大いに活躍されることを期待する」との激励の言葉が贈られました。
