本日、鳥獣対策で質問で「キュウリの被害が出たのだがキツネだろうか??」
という質問がありました。
キツネが野菜に被害を出すなどの話はほとんど聞いたことがありません。むしろネズミなどを捕食するので畑へ悪さをする動物ではないように思えます。
答えは…
「キツネもキュウリを食べます」
キツネがキュウリを食べる瞬間
キツネがキュウリを食べた痕
キツネは雑食性 . . . 本文を読む
飯南町鳥獣対策協議会の総会が開催され、参加した地区の代表者約40名に、鳥獣対策の話をしてきました。
今回話したのはイノシシの被害対策と防護柵の設置について。イノシシについては簡単に2点。
①警戒心が強い
②学習能力が高い
特に②についてです。学習能力が高いということは電気柵を適切に設置し、「電気柵は痛くてこわいもの」と思わせれば、突破されませ . . . 本文を読む
ここ最近、現場に向かう途中に、山を見てみると白い花が目立ちます。
この白い花の正体は、「クマノミズキ」という花です。
さて、最近なぜこの花に注目しているかというと、
クマノミズキの花、小さくて可愛らしい
クマノミズキは秋になると小さな実を多くつけます。
この実は西中国山地に生息するクマにとってドングリなどと同様に、重要なエサ資源にな . . . 本文を読む
サルが頻繁に出没する地区があり、その地区で野菜を毎年毎年、サルに食べられてしまい収穫できずに困っている70代女性の方がいました。
昨年は自分で追い払いを行い、家にいるときも畑を見張って、サルから野菜を守っていました。しかし…
たった30分、病院に行ってる間に、いない隙をつかれてサルにタマネギ、ジャガイモを食べられてしまいました。
被害が出てしまった方に寄り添い、 . . . 本文を読む
6月21日(水)、雲南市木次町の斐伊小学校でツキノワグマ学習会を行いました。
141名の生徒を対象に
クマの生態、クマがなぜ人里に出てくるようになったか、クマはなぜ人を襲うのか、クマに出会ったときどうしたらいいのかなどの話をしました。
クマに出会ったときの方法はクイズ形式で行ったので、低学年の生徒も楽しんで参加してもらえたと思います。
今年は斐伊小学校を含む、木次町 . . . 本文を読む
クマの冬眠穴調査を行いました。
クマは冬眠するときに穴を使いますが、自分で穴を掘るわけではなく、木にできた樹洞であったり、木が倒れてできた穴を利用して冬眠します。
一昨年の冬にクマが穴にいるという連絡を受け、それから3ヶ月ほど待ちクマが冬眠を終え、穴から出た頃を見計らって、どういう穴を利用するのかを調査しに行ったところ、
なんと、まだクマは穴にいました!!(2016年4月19日) . . . 本文を読む
6月16日(金)、JA雲南地区本部が開催している菜園講座で鳥獣対策研修会を行いました。
今回のテーマは「鳥獣対策を栽培技術の一環とする」です。
病害虫対策と同じように鳥獣被害対策を栽培計画に組み込み、これから野菜作りを始める農家の皆様に対策技術を身につけてもらうために、
JAの営農指導員と連携して今回の研修会を開催することにしました。
はじめに、JAの営農指導員から「鳥獣被 . . . 本文を読む
6月14日(水)、雲南市水田農業担い手協議会の総会がJAしまね雲南地区本部で開催されました。
今回、JAからの依頼を受け、総会に出席された19名の農家に、総会終了後に鳥獣対策研修会を行いました。
鳥獣被害が全国各地で発生している現在、ワイヤーメッシュや電気柵などの防護柵の普及は進んできています。
しかし、鳥獣被害は減少していません。なぜでしょうか? . . . 本文を読む
5月27日(土)掛合町多根地区の下多根自治会でツキノワグマ対策研修会を行いました。
今回は21名参加していただきました。これで多根地区にある7つの自治会のうち6自治会でツキノワグマの研修会を行いました。
研修会は、クマの生態や被害対策を紹介しましたが、
特に「クマを人里に寄せないために何ができるか」を力を入れて説明しました。
昨年、掛合町では . . . 本文を読む