以前にご紹介した竹マルチについて、草抑えやイノシシの圃場への侵入抑制効果を検証するため、竹林の林縁部と、イノシシのひそみ場となっていた耕作放棄地の2箇所へ竹マルチを設置しました。
竹の上は滑りやすいため、農作業への影響を考えて、頻繁に人は立ち入らないが管理が必要、またはイノシシの侵入経路となっている場所を選定しました。
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竹マルチは、竹を長さ約2mに切り出し、竹桿または半割にして幅約50~60㎝になるように敷いています。
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期待される効果として、
- 草刈りの省力化
- イノシシの圃場への侵入抑制
- イノシシによる圃場周りの掘り返しの防止
が考えられます。
竹マルチを設置したことで、イノシシがどのような行動をするか、自動撮影カメラを用いてモニタリングを行っています。1週間後にカメラを確認したところ、竹マルチを警戒するイノシシが撮影されていました。
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このまま竹マルチを警戒した行動をするのか、それとも突破されてしまうのか、今後もモニタリングを継続していきたいと思います。