先日「県民再生の森」の協定を締結した森林所有者に新聞社の取材がありました。
取材を受けたのは、雲南市大東町に住む吾郷さん80歳。
自身17haの森林を持つ。戦後から昭和30年代の後半にかけ植林を実施。奥さんと共に植林した木が雪でほとんど倒れ、やるせない思いをされたこともあるとか。
近年は重労働ができなくなり、もっぱら森林組合に施業を委ねている。
今回、協定を締結した森林は、自宅近くの0. . . . 本文を読む
イイギリの赤い実が冬の雪山に映えています。別名は赤い実がナンテンに似ているところからナンテンギリ(南天桐)。葉は互生でハート型または卵形、キリの葉に似ており、その大きな葉で飯を包んだためイイギリ(飯桐)と名付けられたとのこと。葉の根元に蜜腺が2個あります。
山地のやや湿ったところに生育し、幹は通直で枝が車軸状に横に伸びる樹形も特徴的です。雌雄別株ですが、時に雌雄雑居性だそうです。
雲南市吉田 . . . 本文を読む
雲南市立阿用小学校の児童(3~5年生の22名)が「県民再生の森」にヤマザクラを植林しました。
これは、次世代を担う児童たちに、森林の大切さを知ってもらおうと当センターが企画しました。
まず、「森の働き」について説明を行った後、雲南市大東町岡村地内で「水と緑の森づくり税」を活用して、不要木を伐採した森林(「県民再生の森」)にヤマザクラを植林しました。
児童らは、指導に当たった大原森林組合や普及協力員 . . . 本文を読む
木次管内で森林・林業に関する普及を担当する職員は、行政改革等により数年前に比べ半減しました。
反面、県民の皆さんからのニーズは多様化、高度化してきています。
これに対し少しでも応えていこうと、指導林家や青年林業士など、専門的知識や技術を有した方を「島根県林業普及指導協力員」として委嘱し、普及の一役を担っていただいております。
木次管内では5名を委嘱しておりますが、皆さん忙しい合間を縫って、森林・林 . . . 本文を読む
今年は例年より数週間紅葉が遅れたそうです。12月に入ってもきれいな紅葉をみることができました(八雲山)。ところで、山がやけに茶色だと思いませんか。例年だったらケヤキは早々と落葉しているのですが、今年は茶色の葉をつけたまま、冬を迎えようとしています。秋の冷え込みが少なくて、ケヤキの葉の離層に異変があったのでしょうか。
八雲山…コハウチハカエデ(12月2日)
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5日早朝はこの冬一番の冷え込みになり、冬本番も間近になりました。県道松江木次線の忌部街道は峠付近で大渋滞、ノーマルタイヤの車があちこちで溝にはまっていました。普通の日はひっきりなしの対向車もやってきません。定期バスもチェーンをかけていない前輪が滑り、運転手さんは相当苦労して峠を下っていました。 . . . 本文を読む
1.森林には、精神安定効果がある。(一般論)
森林には、音を減衰させることによる静けさと同時に、風にそよぐ木々の揺れ、せせらぎ音、小鳥のさえずりなど自然のゆらぎ音(1/f ゆらぎ)で不快な騒音を快適な音と交換するマスキングの働きがある。樹木が放出する揮発芳香物質や針葉樹の殺菌作用は、精神安定効果が高くストレスの緩和をもたらす。
そして、人間の五感を通して緊張状態におかれている現代人の心身のリフ . . . 本文を読む