はじめまして!今年から新たに配属された新米の林業職員です。これから日々の学びや発見を更新していきたいと思います。大好きな自然と身近に触れ合える林業で仕事ができることを大変嬉しく思います。林業に関しては右も左も分からないひよっこですが、しっかり勉強していきます!また、昔から虫が好きで、学生時代は昆虫の生態を研究をしていました。休日もちょくちょく昆虫採集に出かけることを趣味としているので、現場で見つけ . . . 本文を読む
6月6日に「梶本式立木乾燥」について、本ブログで紹介しました。
(6月6日の記事は こちら )
その後、8月22日に伐採し、1ヶ月半葉枯らし乾燥(葉をつけたまま放置)を行い、10月11日、遂に造材する日が来ました。
造材に合わせて、根元部分と根元から4m部分の2カ所で含水率を調べるための円盤状の試験片を採取しました。
採取した試験片には油性マジックでナンバリングを . . . 本文を読む
飯石森林組合の木材生産現場(飯南町下来島地内)でタワーヤーダの稼働状況の確認に行きました。
作業されている方によると、スインヤーダと比べると牽引力が強いところが良いとのことでした。また、設置場所が平らでなければならないことやタワーヤーダの設置に不慣れなため架設に時間がかかってしまうことが難点であるとの感想でした。
設置場所については、林業専用道や森林作業道上となるので、道を開設する際にこう . . . 本文を読む
雲南市内の森林で飯石森林組合さんと「梶本式立木乾燥」にチャレンジしました。
「梶本式立木乾燥」は立木の根元にチェーンソーで「ある加工」を施し、1~2ヶ月後に伐採後葉枯らしを1ヶ月程度行い、含水率を低下させてしまう「凄技」乾燥技術です。
加工する技術そのものは、所謂「つっこみ伐り」なので少し難しいのですが、どこを加工するのかという見極めがとても難しいらしく、梶本氏もマニュアル化は困難と言っている . . . 本文を読む
雲南市内の皆伐現場のパトロールをしました。
この現場は、事業地内に森林作業道を開設し伐採した木を枝をつけたまま土場まで集材後、土場で枝を取り除いて幹を必要な長さに切断し大型トラックで需要先へ運材する生産方法としています。
曲がって使えない幹部分や枝などは、木質バイオマス用の木材としてチップ工場に運材されます。
林地残材はかさばり一度に多くの量が運べない割には低価格で取引されるため、林地残材を . . . 本文を読む
奥出雲町内の林業専用道の開設候補地に線形検討のため現地確認に行きました。
現道からの取り付け部分をあらかじめ図面で設定していたのですが、実際に現地で確認してみると設定した場所から取り付けるのは難しいことがわかり、取り付け場所を変更することとしました。取り付け場所が変わると線形も変わるので、また、図面とにらめっこです。
最近では、地形データを活用した林道設計支援ソフトが開発されていて、幅員や . . . 本文を読む
これまで飯石森林組合はスイングヤーダとフォワーダを使用した集材システムを採用していましたが、木材生産コストの低減や原木の大径化などに対応するため、この度はタワーヤーダを利用した集材システムにチャレンジすることになりました。
事業地は林業公社の更新伐事業地です。
まずは、既存の森林作業道を大型トラックが通行できるように改良します。
そして、タワーヤーダにより全木集材した原木を需要別に造材・仕分 . . . 本文を読む