平成28年10月18日(火)奥出雲町内の山林で、仁多中学校のみーもスクール(子供版オロチの深山きこりプロジェクト)が開催されました。
今回のみーもスクールは「奥出雲町オロチの深山きこりプロジェクト」 が、島根県の「みーもの森づくり事業」を活用して、「子供版オロチの深山きこりプロジェクト」として開催したものです。
(これまでもブログで紹介していますが、「オロチの深山きこりプロジェクト」とは、全国的に広まる木の駅プロジェクトの奥出雲版で、登録をした出荷者が持ち山で切り出した間伐材等を集積場に搬入すると、1トンあたり6,000円の商工会商品券が交付されるという仕組みです。搬入された間伐材は森林組合でチップ化され、町内の温浴施設で燃料として使用され、CO2の削減にも貢献しています。)
プロジェクトの実行委員を務める仁多郡林業研究グループ、NPO法人もりふれ倶楽部、東部農林振興センター雲南事務所の職員らが講師を勤め、仁多中学校の生徒約40人が4班に分かれ、伐倒、造材(枝払い、玉切り)、集材、積み込みを体験しました。
なかなか経験することがなく、慣れない作業ですが、生徒達は講師の指導をよく聞き、積極的に作業していました。
体験をした生徒からは「これまでは木を伐るのは悪いことだと思っていた(環境破壊のイメージ)けど、森林の公益的機能を発揮させたり、木材として使うためには、人が手入れをすることが重要だと分かった。」という声が聞かれました。
(講師がチェーンソーで伐倒する木をロープで引っ張る様子)
(伐倒した木の年輪を観察)
(ノコギリを使って枝払い、玉伐り)
(ウィンチを使った集材)
(自分たちで担いで伐った材を集材、積み込み)