9月6日(水)、雲南市の主催による「第1回木材利用推進会議」が開催されました。
公共建築物での雲南市産の木材利用を進めることを目的として、素材生産者、製材事業体、建築設計事務所、行政の各分野から21名が集まり、円卓会議方式のワークショップを行いました。
市の施設では、これまでも内装材などには木材を使っていますが、柱や梁などの構造材については鉄筋コンクリートなどが主になっています。ワークショップの前段で、(一社)日本木造耐火建築協会より耐火建築物設計の技術的要件の説明と事例紹介、市の建築住宅課より木材利用に係る建築基準法上の規制について説明がありました。
ワークショップは2つのグループに分かれ、①流通体制、②木材加工・品質、③発注方法、④利用方法、⑤その他の観点から、参加者が付箋に意見を書いて台紙に貼り出し、出された意見について自由活発な話し合いを行いました。
今回のワークショップでは、公共建築物の木造化に向けた課題の抽出と認識の共有化ができました。今後、月1回程度のペースで会議を継続し、雲南モデルの企画立案・計画実行を目指します。