手術日当日は、やっぱりソワソワが止まりませんでした。
特にワタシの開始予定時間は14時30分。
1日が長い…

前の手術が順調のようで14時にオンコール🔔
いよいよ歩いてオペ室へ向かいます。。
付き添いの母に元気にいってきます
の


手を振りますが、ココロはドキドキ

狭い手術台に横になって
看護師さんが手を握ってくれながら
あっという間に深い全身麻酔へ

名前を呼ばれて目を覚ますと
物凄い寒さに身体がガクガク震えます

周りの物音や声は聞こえるけれど
身体はまったく動かないまま、、、

いつの間にか再び眠りへ

そこから2時間さらに経っていたようです。
看護師さんが忙しく動いてる気配に目を覚まし
時間を聞くと午後7時ですよーとのこと。
ここからの12時間が…
人生でも3本の指に入る過酷な12時間でした

まずは酸素マスクがキツくて痛い…
(あまりに辛くてとってもらいました
)

自動血圧計が腕に締め付けられて感覚ナシ…
血栓防止の機械が両足にくくられて痛い…
起き上がり禁止な上に枕なしでの横姿勢は苦しくて…
手術時の気道確保チューブの影響か、
喉も唇もカスカスで空咳が止まらず…
そして、空咳すると手術したお腹に響き

貧血が強いので、術前に貯めておいた
自己血輸血も同時進行にすすみ…
腹腔鏡手術なので4っつの穴がお腹に
空きましたが、その痛みより
それ以外の苦痛に12時間…





術後の発熱で38度の中、身の置きどころのない辛さ…というものを経験しました。
ですが、時間の経過とは凄いものです

この12時間が過ぎた
入院3日目の朝には
全ての機械が取り払われ、1人でもゆっくーり トイレに行くことができてしまうのです。
特に感動したのが

歯磨き&洗顔をして、水を飲んで
人間らしい状態に帰ってこれたこと





つい12時間前までには自分でも想像のつかない
いつもの状況に感動で泣けました

真夜中ずーっとケアをし続けてくれた
看護師さんにはただただ感謝です





12時間ほぼ眠れず

大の大人になっても、夜中1人は心細く

看護師さんが来てくれるだけで
心の底から安心できました。。。
自分が病になってみなければ、
ここまでの想いは経験できなかったであろう…と思うと
健康は素晴らしいですが病も尊い体験でした。
お昼にはさっそく流動食も出て
さらに一歩、人間生活が近づきました



花◎より。。。