花◎日記

旅・お花・カフェ・ネイル。。。日々のちいさな楽しみをつづっています。ワクワク・ドキドキって最高に幸せ。

手術日〜入院3日目

2020年04月21日 | 花◎のつぶやき
手術日当日は、やっぱりソワソワが止まりませんでした。
特にワタシの開始予定時間は14時30分。
1日が長い…

前の手術が順調のようで14時にオンコール🔔
いよいよ歩いてオペ室へ向かいます。。
付き添いの母に元気にいってきます
手を振りますが、ココロはドキドキ

狭い手術台に横になって
看護師さんが手を握ってくれながら
あっという間に深い全身麻酔へ

名前を呼ばれて目を覚ますと
物凄い寒さに身体がガクガク震えます
周りの物音や声は聞こえるけれど
身体はまったく動かないまま、、、
いつの間にか再び眠りへ

そこから2時間さらに経っていたようです。
看護師さんが忙しく動いてる気配に目を覚まし
時間を聞くと午後7時ですよーとのこと。

ここからの12時間が…
人生でも3本の指に入る過酷な12時間でした

まずは酸素マスクがキツくて痛い…
(あまりに辛くてとってもらいました)
自動血圧計が腕に締め付けられて感覚ナシ…
血栓防止の機械が両足にくくられて痛い…
起き上がり禁止な上に枕なしでの横姿勢は苦しくて…
手術時の気道確保チューブの影響か、
喉も唇もカスカスで空咳が止まらず…
そして、空咳すると手術したお腹に響き
貧血が強いので、術前に貯めておいた
自己血輸血も同時進行にすすみ…

腹腔鏡手術なので4っつの穴がお腹に
空きましたが、その痛みより
それ以外の苦痛に12時間…
術後の発熱で38度の中、身の置きどころのない辛さ…というものを経験しました。

ですが、時間の経過とは凄いものです
この12時間が過ぎた
入院3日目の朝には
全ての機械が取り払われ、1人でもゆっくーり トイレに行くことができてしまうのです。

特に感動したのが
歯磨き&洗顔をして、水を飲んで
人間らしい状態に帰ってこれたこと

つい12時間前までには自分でも想像のつかない
いつもの状況に感動で泣けました

真夜中ずーっとケアをし続けてくれた 
看護師さんにはただただ感謝です
12時間ほぼ眠れず
大の大人になっても、夜中1人は心細く
看護師さんが来てくれるだけで
心の底から安心できました。。。

自分が病になってみなければ、
ここまでの想いは経験できなかったであろう…と思うと
健康は素晴らしいですが病も尊い体験でした。

お昼にはさっそく流動食も出て
さらに一歩、人間生活が近づきました

花◎より。。。

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