8/15墓参りのあと、分譲マンションを見に行きました。

５階２室、４階１室共に入居中で、当面は何もすること
が無いのですが、たまには建物を見ておこうと思い、
立ち寄りました。

今後、２～３年間は返済中心の生活です。
修繕・補修・取替で出費もありました。

ズバリ言いまして、３室購入の借入金残高は
４３０万円くらいです。

今年に入って、水回りの修繕や鳩避けのネット、
ビルトインコンロの新品取替や不動産会社への紹介料等
であれこれ出費分を足すと借入金の残高が減っていませ
んでした。

とにかく早く借金ゼロにしないと。。。

安月給のサラリーマンが、不動産賃貸での投資をする
のもなかなか大変です。

家賃収入の使い道の基本は、まずは
ステップ①：借入金は家賃収入で返済
ステップ②：借金完済後は、次の物件の購入資金に充てる


まぁ、当初に買った所有者も、一部は手許現金で支払い
していますが、やはりいくらかは借入していましたので
３室買った際の借金の残りが４３０万円なら何とか返せる
と思います。

しかし、借金返済が終わるまでは、大きな買い物や贅沢な
買い物（自動車買替え等）は出来ませんね。






以前ブログの記事にも分けて書きましたが・・・

私は３室共に抵当権は付いていません。無担保で融資を受
けています。

会社と提携の金融機関を利用していますので、繰上返済の
手数料も無料という恩恵があっての不動産投資です。

２０万円でも３０万円でも少額の繰上返済を何度行っても
手数料無料。家賃収入が貯まったら返済、給料天引きの
積立が貯まったら返済、賞与が入ったら返済、そういう
返済の仕方で返しています。

「借りやすい」「返済しやすい」

これが「私の資金調達の『カラクリ』」です。

この金融機関の存在が無ければ、到底不動産投資などは
出来なかったでしょう。

「この部屋なら入居者が決まる（自信がある）」
「この立地条件なら入居者が決まる（土地勘で分かる）」
「この価格なら捨て値で、間違いなく安い」
「入居者からの家賃支払で借入金が返せる」

そこまで、目処が立っても、まとまったお金を貸してくれる
金融機関か親がお金持ちでないと、資金が用意できません
からね。

・・・

ちなみに、金融機関は、投機的資金は基本的にサラリーマン
には貸しません。

これは２室目を買う際、他行で痛い思いをしました。

何行（信金も含め）断られたか忘れましたが「投資」
「投機」にはお金を貸さないとはっきりと言われます。

うち、２行（どちらも信金）は、途中まで話が進みました。

そのうち１行は給与振込や親の年金まで当行にして
くれないと貸せない。親の貯蓄は当行の定期預金へ替えて
くださいなど、あれこれと条件を付けてきたので出来ない
と言いましたら断られました。

親は関係ないですものね。
また親に頼る気もありませんし。

そして、もう１行は融資実行の前日に「やっぱり融資
出来ない」とドタキャンしてきました。

この信金は、売主（不動産会社の社長が所有者でした）
が手配してくれた金融機関でしたので、売主がもの凄く
信金に怒っていました。

司法書士の先生等、全て売主が段取りをしてくれて
いましたので、前日ドタキャンでは怒るでしょうね。

ですが・・・
無職や農業従事者で、高齢でも土地など資産を持っている
人が、そこに賃貸アパート（大和、大東、東建、積和等）
を建てる際に、「億」のお金を金融機関から借りることが
出来ていますよね。

地方の田舎街で「土地」などにどれほどの価値がある
のか。そんなに値打ちはありません。
たとえ、そこそこの坪単価で価格を付けても売れません。
買う人がいなければ、価値・価格などゼロに等しい
でしょう。

また、抵当権を取っているとしても相手は資産家と
言えども、無職や高齢者です。

いくらメーカーの家賃保証付と言いましても、民間企業の
保証ですし、本人はもう現役の頃のような仕事からは引退
したような生活を送っている人にお金を貸しているわけ
ですし。。。

ポイントは、そこですね。

貸せないはずはない。

サラリーマンが副業で物件を購入して賃貸する＝投資☓
です（高金利なクレジット会社や信販会社は知りませんが）

しかし、資産家のような扱いをしてもらうと・・・
借りることが出来る。

そこが金融機関とのお付き合いの仕方ということになって
きます。

要は、お付き合いすることとなる金融機関の考え方、そして
腕次第でしょう。

ですので、突然飛び込みで相談したような銀行や信金など
は全く相手にしてくれませんでした。

本当にアパートの家賃収入で食っているような資産家は
別でしょうけど、サラリーマンがちょこっと投資のために
中古の分譲マンションを１室買って賃貸したい・・・なんて
相談には全く乗ってくれませんでした。

「あなたがご自身の住まいを購入するときには、是非私共
にお声掛けください」と。

マイホームの住宅ローンなら喜んで受けるが、投資資金を
貸して欲しいというのはお断りということです。

アパートローンという都銀の商品もあり、こちらも相談
しましたが、金額の規模が違いました。
億単位、要は１棟建てや１棟買いの相談しか受付して
くれませんでした。

違法なのかどうなのか知りませんが、金融機関では個人に
対して「投機目的の資金は貸せません」と謳っています。

たとえ、何に使うか分からない現金が引き出せるキャッシング
のカードローンでもそう記載があります。

信用情報や返済能力があるなら「貸せばいいのに」と
思いますけどね。

個人・サラリーマンで、投資のための資金調達は、この
ようになかなか受け入れてくれません。

機転を利かせて「この人のためなら」と思い、あの手
この手で資産家のように扱うのが面倒くさいのだと思います。

１棟建てるという話と中古分譲マンションの１室を買うと
いうのとでは、物件調査等、手間は同じように掛かっても
金融機関には手間なだけで面白みがないですからね。

簡単にいうと、仕事で会計入力するとき、100,000円と入力
するのも10,000,000円と入力するにも、ＰＣを立ち上げて
指を動かしてカタカタと打ち込んで、結局は同じくらいの
手間がかかるという感じでしょう。

ですので、

会社と提携。会社という組織がバックについている。

そういう繋がりが無いと融通は効かして貰えなかった
と感じています。

・・・

１ＤＫ３室の借入金がゼロになった時点で、ようやく最後の
投資「築浅の３ＬＤＫか４ＬＤＫを購入する」に進めます。

もうあれこれと不具合の電話はありませんので、長く住んで
もらえれば、借入金も減っていくかな。