お賽銭を入れるときにクレジットカードに目が止まり、過去を思い出しました。

年末年始は、お財布からの出費も多い時期ですよね。

今日、初めて親に購入して賃貸している分譲マンション
の室内を見せました（入居者募集中の３室目）。

平成２４年から１室づつ購入して、３室所有している話
はしていましたが、親も今までこんな場所に建っている
建物ということは知りませんでした。

・・・

今は地元へ帰り、某企業で経理関係の仕事をしながら
プチオーナーのようなことをしていますが、立命館大学
大学院へ通っていた２８歳・２９歳のときは、ホント貧
しい生活でした。


「何やってんだろう・・・」

そう思ったことも多々ありました。

・・・

預金もほぼゼロ、何もない状態で夜間アルバイト
をしながらの生活でした。

今考えると、今からなんて絶対に出来ないなぁと
思いますね。

若かったからこそ出来た冒険でした。

まさに「２０代最後で人生やり直し」でした。

・・・

以前ブログにも書きましたが、夜間アルバイトから
帰ってきて、とてもお腹が空いており、どうしても
弁当が食べたかったという日がありました。

財布の中にはおカネはゼロ円。

お腹が空き過ぎて郵便局のＡＴＭが開くまで待てない・・・

当時、１枚だけ社会人の頃から持っていたクレジット
カードがありました。

そのカードを持って、ローソンへ。
（当時、草津駅の近くにありました）

５００円くらいの弁当１個を手に取り、お茶と一緒に
レジへ行き、
「カードでお願いします」と渡しました。

店員「お弁当は温めますか？」

私「お願いします」

店員さんは、お弁当を電子レンジに入れて
その間に、クレジット払いの手続きを・・・
しかし、「あれ？」「あれれ？？」と。

カードが通らないのです！

延滞なんかしていませんよ。。。と伝えて。。。

それでもカードが通らない。

そうしていましたら、そのお店のオーナーさんが
出てきて、
「システムメンテナンス中で、朝の７時まで
カードは使えないんですよ」と。

そして、電子レンジが「チンッ」と鳴り、
３人共・・・無言。

お弁当のバーコードは若干黒くなっている。。。

そうしましたら、
オーナーさんが「どうぞ、お持ち帰りください」
「また後でお支払い頂いたらいいですから」と。

その後、朝７時に取り急ぎカードで払いに行き
ました。

オーナーさん、良い方でした。

ローソンからの帰り道、夜空を見上げたときに
涙が出ました。

「何やってんだろう・・・」と。

守山市にある電子部品製造会社で１８時から０時
まで働き、そして、月家賃１万７千円の四畳半一間
のボロアパートに住み、施錠は南京錠。風呂無し、
トイレは外の共同、キッチンも共同で赤錆が出る
ような状態。

　



そんな中で大学院生をしていました。

涙を流しながら、ローソンの弁当を食べたのは
今も覚えています。

・・・

そして、今日、お賽銭を入れるときに、ふとクレ
ジットカードに目が止まり、あんなこともあった
なぁと思い出していました。

それから月日が経ち、








部屋を賃貸するまでになりました。

借金はあります。
しかし、３室の借入金合計で４９６万円まで減り
ました。

あと「車一台分」そうを思って、返済をしています。





・・・

やっぱり、「お金は大切」です。
無ければ、何も出来ないというのが現実ですよね。

生きていくにも、また資格等の勉強をするにも、
余暇を楽しむのも「お金」です。

お金で苦労する生活はしたくないものです。
そう思って、通常業務の他、社内アルバイトへも
行き、そして副収入として分譲マンションを購入
して賃貸しています。

私が一番貧しかった頃、そのときに傍にいてくれた
のが、今は亡き最愛の彼女でした。

宅建資格の取得もそう。市販の書籍を買って、勉強
を始めたのですが、ゴロゴロと過ごしていると、
５００頁からあるテキストを読んで質問してくれた
りしました。全ページをです。

そして、１回の試験で合格できました。

亡き彼女には頭が上がらないです。

・・・

生き抜くためには、強い志や思い、気持ちだけでは
正直難しいと感じています。

何をするにも「お金」がかかりますから。

なので、まずはそこから地固めをしないといけない
と思っています。