<通り魔>無職女、小2女児切りつけ追いかける 栃木・下野
6月16日1時33分配信 毎日新聞
15日午後6時50分ごろ、栃木県下野市薬師寺の公園で、女が果物ナイフで、市
立薬師寺小2年の女児3人に切り掛かった。うち1人(7)が切られ、自宅に逃げ
たが、後を追った女は玄関先で警備員の祖父(63)にも切り付けた。女は祖父に
取り押さえられ、県警下野署員が傷害などの容疑で現行犯逮捕した。2人は軽傷。
・・・
読売新聞では、
「調べによると、女は市内に住む31歳。先月まで同県鹿沼市内で入院していたと
いう。」とも書かれていましたが。。。
犯罪は絶対にいけません。肯定できません。
しかし、人の心って、ホント壊れやすいものだと思います。
まともに生きていられるのが「当然の姿」とは、私は言い切れないと思います。
誰でもいつこの女性のような加害者になるのか分からないようにも思うのです。
普通に、そして平凡に生きていくのでさえ難しい今の世の中自体が歪んでいるから
このような精神病にかかる人も増え、そして訳のわからない犯罪や事件が起こるの
だと感じています。
ただ「社会が悪いんだから」と、社会や世間のせいにして自分の行いの責任を逃れ
てもいいと言っているわけではありません。
しかし、
「みんな我慢して、今の世を生きているんだからお前も我慢しろ。」
「大変なのはお前だけじゃないんだ。しっかりしろ!」
「甘えている!ちゃんとしなさい!」
などと言う言葉をよく聞きますが、
「深く考え込む人」と、「細かいことを気にしない人」
「実は本当に気楽な職場にいる人」と、「昼食も採れずにバタバタとノルマに追わ
れて忙しい仕事をしている人」
職場内でもそうですが、
権利主張(人権や労働条件等)ばかりして、同僚が休まずに仕事をしてても、
「平気で休憩を取る人(取れる人)」と、「遠慮して休みを取れない人。」
「ゆったりとした家庭環境で育った人」と、「親が借金に追われて、日々の生活で
さえ貧窮した家庭で育った人」
人って性格も、職場環境も、家庭環境も、やはり違いますよ。
全然違う。
それを、「みんな同じ今を生きているのだから、あなただけが辛いのではない。」
「甘たれるな!」なんていう人こそ、私は世間知らずだと思います。
3月までいた職場は、例年4月~10月中旬頃までは、私の部署ははっきり言って
「暇」でした。
何をしようかな、という日もあり、平日休みを取って亡き彼女と旅行へ行ったこと
だってあります。しかも、2~3日前に「明後日休もうか」と思えば、休みが取れ
ました。
確かに、年収350万円弱と低賃金でしたが、その分に見合った働き方ができてい
たと思います。
年収が高かろうが低かろうが忙しい仕事に就いて日々に追われ生きている人も大勢
います。年収は低いから仕事が楽とは限りませんが、
「人それぞれ」「条件は、みんな違う」ということです。
ただまだ、「仕事」だけに絞ってみてみれば、医師や弁護士、議員(国会議員)以
外の仕事は、自分の目覚めと努力で何とかなります。
しかし、生まれ持った時点でついていた「差」というのは一生かかっても、縮まる
ものではないという現実もあるのは確かです。
例えば、お金持ちのお医者さんの子どもなら年間1000万円もする授業料の私立
大学の医学部にも行けますが、年収600万円程度の住宅ローンも抱えるサラリー
マンのお父さんの子どもは、超難関の学費が年間80万円くらいの国立大学医学部
へ行くしか「医師になる道」はありません。
弁護士だって、一発で司法試験に合格すれば万々歳でしょうけど、例えば今後は、
法科大学院へ進学しないと受験資格すらないような時代へと入っていきます。
法科大学院以外に予備試験なんてルートもありますが、まずそんなルートで行く人
は皆無に近いでしょう。
そうなると残された道は、「また学費を払って専門職大学院へ行くしかない」とい
うことになります。
私立なら年間150万円、高いところでは200万円近い授業料が必要です。
親が遺産を残していない限り、年収300万円もない母子家庭の息子さんや娘さん
がそんなところへ行けるはずもありません。
国会議員は、見ての通り2世3世議員が相当数占めていて、元々国会議員でなくて
も親か祖父などが、知事や県議、市町村長や市町村議員だったという政治家一家の
家庭出身か、タレントさんやよほど全国的に有名な事件の被害者代表であった人物
などで、「ごく普通の人」が突然、経歴、学歴が凄いからといって出馬して当選で
きるような世界ではありません。
・・・
銀行員時代には集金で、世間で言われる「お金持ち」のご自宅を何件も訪問してい
ました。
一代で、ここまで築いたという人も当然います。
しかし、生まれ持ってお金持ちという人もかなりいます。
だから、「全てが」とか「みんなが」ということは有り得ないのです。
それは、世間で前を向いてしっかり生きていこうね、頑張れば報われるという励ま
しの言葉を贈る際の方便であると言えるでしょう。
(むしろ、今は励ましの言葉の方便というよりも、他人を非難する時に使われてい
ます。)
望みが無いわけでは決してありません。
医者の息子が私立の医学部へ行き医者になるのと、サラリーマンの息子が国立の医
学部へ行って医者になるのと差をゼロにする位人一倍努力すれば可能です。
しかし、スタートラインに差があるのは歴然。
だから「みんなが云々」という言葉は、当てはまらない。
まぁ、たとえ条件の良い環境の中にあっても、生かすも殺すも本人次第ですが。
そういう見方をしながら、
この事件のような記事を見聞きしますと、私は「この人には、ここまでに至るま
で、どんな苦悩があったのだろうか。」「不憫にも思えてくる。」という感じがし
てきます。
6月16日1時33分配信 毎日新聞
15日午後6時50分ごろ、栃木県下野市薬師寺の公園で、女が果物ナイフで、市
立薬師寺小2年の女児3人に切り掛かった。うち1人(7)が切られ、自宅に逃げ
たが、後を追った女は玄関先で警備員の祖父(63)にも切り付けた。女は祖父に
取り押さえられ、県警下野署員が傷害などの容疑で現行犯逮捕した。2人は軽傷。
・・・
読売新聞では、
「調べによると、女は市内に住む31歳。先月まで同県鹿沼市内で入院していたと
いう。」とも書かれていましたが。。。
犯罪は絶対にいけません。肯定できません。
しかし、人の心って、ホント壊れやすいものだと思います。
まともに生きていられるのが「当然の姿」とは、私は言い切れないと思います。
誰でもいつこの女性のような加害者になるのか分からないようにも思うのです。
普通に、そして平凡に生きていくのでさえ難しい今の世の中自体が歪んでいるから
このような精神病にかかる人も増え、そして訳のわからない犯罪や事件が起こるの
だと感じています。
ただ「社会が悪いんだから」と、社会や世間のせいにして自分の行いの責任を逃れ
てもいいと言っているわけではありません。
しかし、
「みんな我慢して、今の世を生きているんだからお前も我慢しろ。」
「大変なのはお前だけじゃないんだ。しっかりしろ!」
「甘えている!ちゃんとしなさい!」
などと言う言葉をよく聞きますが、
「深く考え込む人」と、「細かいことを気にしない人」
「実は本当に気楽な職場にいる人」と、「昼食も採れずにバタバタとノルマに追わ
れて忙しい仕事をしている人」
職場内でもそうですが、
権利主張(人権や労働条件等)ばかりして、同僚が休まずに仕事をしてても、
「平気で休憩を取る人(取れる人)」と、「遠慮して休みを取れない人。」
「ゆったりとした家庭環境で育った人」と、「親が借金に追われて、日々の生活で
さえ貧窮した家庭で育った人」
人って性格も、職場環境も、家庭環境も、やはり違いますよ。
全然違う。
それを、「みんな同じ今を生きているのだから、あなただけが辛いのではない。」
「甘たれるな!」なんていう人こそ、私は世間知らずだと思います。
3月までいた職場は、例年4月~10月中旬頃までは、私の部署ははっきり言って
「暇」でした。
何をしようかな、という日もあり、平日休みを取って亡き彼女と旅行へ行ったこと
だってあります。しかも、2~3日前に「明後日休もうか」と思えば、休みが取れ
ました。
確かに、年収350万円弱と低賃金でしたが、その分に見合った働き方ができてい
たと思います。
年収が高かろうが低かろうが忙しい仕事に就いて日々に追われ生きている人も大勢
います。年収は低いから仕事が楽とは限りませんが、
「人それぞれ」「条件は、みんな違う」ということです。
ただまだ、「仕事」だけに絞ってみてみれば、医師や弁護士、議員(国会議員)以
外の仕事は、自分の目覚めと努力で何とかなります。
しかし、生まれ持った時点でついていた「差」というのは一生かかっても、縮まる
ものではないという現実もあるのは確かです。
例えば、お金持ちのお医者さんの子どもなら年間1000万円もする授業料の私立
大学の医学部にも行けますが、年収600万円程度の住宅ローンも抱えるサラリー
マンのお父さんの子どもは、超難関の学費が年間80万円くらいの国立大学医学部
へ行くしか「医師になる道」はありません。
弁護士だって、一発で司法試験に合格すれば万々歳でしょうけど、例えば今後は、
法科大学院へ進学しないと受験資格すらないような時代へと入っていきます。
法科大学院以外に予備試験なんてルートもありますが、まずそんなルートで行く人
は皆無に近いでしょう。
そうなると残された道は、「また学費を払って専門職大学院へ行くしかない」とい
うことになります。
私立なら年間150万円、高いところでは200万円近い授業料が必要です。
親が遺産を残していない限り、年収300万円もない母子家庭の息子さんや娘さん
がそんなところへ行けるはずもありません。
国会議員は、見ての通り2世3世議員が相当数占めていて、元々国会議員でなくて
も親か祖父などが、知事や県議、市町村長や市町村議員だったという政治家一家の
家庭出身か、タレントさんやよほど全国的に有名な事件の被害者代表であった人物
などで、「ごく普通の人」が突然、経歴、学歴が凄いからといって出馬して当選で
きるような世界ではありません。
・・・
銀行員時代には集金で、世間で言われる「お金持ち」のご自宅を何件も訪問してい
ました。
一代で、ここまで築いたという人も当然います。
しかし、生まれ持ってお金持ちという人もかなりいます。
だから、「全てが」とか「みんなが」ということは有り得ないのです。
それは、世間で前を向いてしっかり生きていこうね、頑張れば報われるという励ま
しの言葉を贈る際の方便であると言えるでしょう。
(むしろ、今は励ましの言葉の方便というよりも、他人を非難する時に使われてい
ます。)
望みが無いわけでは決してありません。
医者の息子が私立の医学部へ行き医者になるのと、サラリーマンの息子が国立の医
学部へ行って医者になるのと差をゼロにする位人一倍努力すれば可能です。
しかし、スタートラインに差があるのは歴然。
だから「みんなが云々」という言葉は、当てはまらない。
まぁ、たとえ条件の良い環境の中にあっても、生かすも殺すも本人次第ですが。
そういう見方をしながら、
この事件のような記事を見聞きしますと、私は「この人には、ここまでに至るま
で、どんな苦悩があったのだろうか。」「不憫にも思えてくる。」という感じがし
てきます。
だいたい「法科大学院へ進む」という道を司法試験の受験資格のメインルートにした時点で、多くの人の学ぶ権利を奪っていますよね。「会計専門職大学院」は、公認会計士試験短答式4科目中3科目試験免除と大きなメリットがあるから、行く価値はありますし、別に大学院へ行かなくても会計士の本試験を受けられる制度なのでよいかと思います。
法科大学院の学費が他の大学院の研究科に比べて非常に高い学費ということ自体「学校経営」「学校ビジネス」の温床の片棒を法務省は担いでいると思います。
新司法試験制度は、弁護士(判事,検事)への道を広げたのか、狭めたのか、合格率だけではわかりませんね。
予備試験はどのような内容なのか知りませんが。。。
予備試験を突破できれば、法科大学院の学費(2年ないしは3年分)も浮きますし、頑張ってみてください!
あと三年で旧試験が終わってしまいます。
私はいま高校生です。
学費がまかなえないので、
私は予備試験(2011年から)を目指してますよ!