赤字経営が続く大阪市バスの運転手の年収は平均７３９万円には驚きました。

橋下氏「現実的な案」…交通局人件費４２億削減
読売新聞 5月15日(火)14時22分配信

大阪市交通局は１５日、市営地下鉄・バスの全職員約６５００人
の給与を年齢別に２０～５％削減して、今年度だけで総額
４２億円の人件費をカットする経営改善策を職員労組「大阪
交通労働組合」との団体交渉で提示した。

職員の反発を受け、当初案より市バス運転手の給与削減幅を縮小
する。藤本昌信局長は「民営化を前に経営の健全化を図るため、
全職員でのコスト削減に理解を求めたい」としている。

赤字経営が続く市バスの運転手の年収（平均７３９万円）は、
在阪大手５社平均（５４４万円）の１・３６倍。「民間並み
にする」という橋下徹市長の方針を受けて、同局は中小も合
わせた民営バス運転手や、在阪の民間鉄道の運転士の平均を
参考に、市バス運転手は３８％、地下鉄運転士は５％引き下げ、
人件費総額４２億円を削る案をまとめていた。

　◆市長「現実的な案」◆

橋下徹市長は１５日、市役所で報道陣に、「現実的な案として
よく考えてくれた。交通局全体で（削減を）分かち合えるかど
うかが妥結のポイントになる」と述べた。

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大阪市交通局、職員給与カット案　最大で２０％
産経新聞 5月15日(火)15時54分配信

大阪市交通局は１５日、今年度で職員給与のカット幅を３～
１４％から５～２０％に広げる案を、大阪交通労働組合（大交）
との団体交渉で提示した。民間の同業他社並みの給与水準とする
ため、市バス運転手で３８％、地下鉄運転士らで５％下げた場合
の削減効果を職員全体で負担する内容で、８月から実施するとした。

案では、市バス運転手の大幅な落ち込みを避けるため、地下鉄
職員らも含めて給与を引き下げることを盛り込んだ。５０歳以上
で２０％、４５歳以上で１８％削減など年齢に応じたカット幅を
設け、管理職も約２０％削減する内容。実施されれば、削減効果
額は３～１４％カットの２１億円からさらに２１億円上積みされ、
今年度で約４２億円になる見込みだ。

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藤本昌信交通局長は「経営改善のために理解を求めたい」と話した。

給料、最大20％削減＝交通局が労組に見直し案提示―大阪市
時事通信 5月15日(火)15時52分配信

大阪市交通局は15日、同局職員でつくる大阪交通労働組合に対し、
職員の給料月額を年齢などに応じて5～20％減額する給与見直し案を
提示した。実施期間は2012年8月～13年3月を予定。12年度中に約42
億円の人件費削減を目指す。

交通局職員の給与をめぐっては、市営バス運転手をはじめとした
現業職員の給与が民間より高いことを橋下徹市長が問題視。
12年度から民間並みに引き下げるよう指示していた。

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在阪大手５社平均（５４４万円）よりも、はるかに高額な
年収ですよね。

大手民間バス会社の平均よりもです。

大阪にある民間の中小バス会社の運転手は、この年収を聞いて、
とても驚いたのではないでしょうか。
倍以上の年収だと思います。

一方では、高額な年収をもらう運転手がいて、他方では年収３００
万円、いや２００万円時代そのものの運転手もいること自体、異常
でおかしな話です。

行政が運営のバスですから、赤字であろうと、しっかり給料や
賞与が貰えてきたわけでしょうけど、さすがは橋下市長、
あれこれ言うだけあって、まさに有言実行ですね。

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この年収を聞きますと、メスが入れられて当然だと思いますね。

しかし、こういう美味しい思いをして逃げ切った（定年退職）者
も大勢いるのかと思うと、税金を納めるのも馬鹿馬鹿しくなり
ますね。

それにしても、平均７３９万円には驚かされました。
こういう甘い世界もまだまだあるのでしょうね。

ゼニカネにはシビアな大阪ですから、間違いなく改善されるで
しょう。

しかし、強行的な面もありますが、橋下市長は市民を味方に付ける
すべをよく知っていて、そして、実行力もあって、橋下人気はこれ
からも続きますね。