資産家でない限り、今の世の中、65歳までは
働き続けないといけません。
私が勤める会社は、現場職は決して厳しい
仕事ではありません。
大手製造メーカーの一次下請の仕事がメインで、
輸送と構内作業が主な収益源です。
現場事務職の女性社員に実態を聞きますと、
8時間労働のうち、実際に仕事をしている
時間は4時間程度だそうです。
8時出勤、朝礼、現場へ行く、これまでに
1時間半経っているそうです。
9時30分頃から作業開始。
現場では、1時間働いて休憩という繰り返し
で、午前中などは2時間も働いていないそうです。
昼休みを挟み、働いて15時過ぎには現場を
離れて詰め所へ帰ってきて、16時前にはタイム
カードを打つために構えているといった状況です。
タイムカードが少しでも遅れていると、苦情
を言ってくるそうで、たまには時間合わせをして
いるそうです。
そして16時には業務修了。即帰宅。
夏場は、ポカリスウェットを大量に用意して、
塩飴(レモン味やグレープ味等あり)を切らさず
に準備。
作業現場では、20kg等重たいものなど持つこと
はありません。リフトで運びますから。
また、大手製造メーカーは徹底した安全管理で
安衛法を遵守していますので、危険な作業や
慌てた状態で作業などさせませんので、落ち着いて
ゆったりと仕事が出来ます。
ちなみに、大手製造メーカーの現場正社員などは
自分自身の不注意による「突き指」で、
労災認定してくださいと会社に言う社員もいます。
まぁ、大手製造メーカーの構内作業ではありません
が、別の仕事現場で、就業が終わり→仕事に関係
のない私語をしゃべりながら前を向いて歩いて
おらず→パレットに躓いて→コケて手を床に付いて
骨折→労災認定なんてことは私の勤める会社で
ありました。
完全に自分の不注意だろ!というようなことでも
即労災認定。
情け無いですよ。。。以前にもブログに書きました
が、過酷な労働条件で、過労死して労災認定を会社側
が認めないという飲食大手もあるのに。。。
ですから、
新卒採用は、即正社員ですが、このような現場作業
員となると、2~3年契約社員で「その人物の性格や
仕事に対する姿勢等」の様子をみて、ようやく正社員
となります。
そして、残業は、「1分単位でつく」会社です。
厚生年金基金も加入しています(時代の流れで基金
自体が無くなる方向ですが)
・・・
大学新卒~勤務2・3年、25歳くらい迄の正社員は
「こんな仕事、やってられるか」と辞めるのは分かり
ます。
しかし、まじめなのでしょうか。
それか、若いからなのか、
こんな働き方で良いのだろうか・・・と考え、辞めて
いく国立大卒の新人もいます。
(辞める理由として、何もせずにただ居るだけで給料
をもらって過ごしている今が嫌、自分が駄目になる
と役員に言ったそうです)
・・・
ただ、確かに給料は安いです。
現場の仕事としては。しかし、どこの部署の上司も
怒鳴ったり、恫喝したり、身勝手に当たったり
するような人はいません。
この業務のように、のんびりとしたものです。
のんびり=安い賃金
もっとビシバシと厳しい世界で多くの給料をもらい
たい人には向いていない仕事かと思いますが、
飛び込み営業や私が前職までやってきた不動産営業と
比べると、大したことの無い、ラクな仕事です。
・・・
こんな言い方はいけませんが、
「何の能力もないのに、給料が安い」とグチ言い、
グチを言うだけなら勝手ですのでいくらでも言えば
言いですが、辞めていく正社員が多くいます。
辞めるのも、勝手に辞めればよいわけですが、
「この田舎で、どこに給料もよく、仕事も適度に
ラクなところがあるのだろうか」と思います。
これは、私の会社のグループ会社もそうです。
しかし、面白い現象が多々あります。
それは、グループ会社Aを辞めた者が数年経ち、
グループ会社Bの中途採用を受けに来るといった
現象です。
私が知っているだけでも、グループ会社4社から
また同じグループ会社の私が勤めている会社へ
中途で入ってきます。はじめは契約社員ですけど。
要は、文句を言って辞めたのに、1つの会社に
身を落ち着けることが出来ず、勤め先や職業を
転々として、
「あぁ、前に務めていた会社のほうが、残業を
ちゃんと付いたし、気楽だったのでよかった」
と他の世間の会社を見て、また戻ってくると言った
現象が多々あります。
私の会社は古いですが「儀」「義(理)」を
重んじる社風でして、前職時代にきちんと働いて
いましたら、再度戻って来れる場合があります。
実際に、他の会社で勤めてみて、戻ってきた元
社員もけっこういます。
田舎企業で給料が安いと言いましても、千名を超える
社員がおり、200億円以上の売上げを出している
県下でも10本の指に入る地元企業ですので、
この会社を辞めるのであれば、公務員か地元に
ある大手製造メーカーの作業員になるしか、上に
伸びる道はありません。
あとは、電力会社やNTT等でしょうか。
しかし、大手製造メーカーになど、いい歳しては
絶対に入れません。20代か30代前後まで。
地元国立大新卒で2~3年、私が勤める会社に
勤めたのち、中途採用で入り込むという方法のみです。
・・・
ある程度の規模の会社になり、また地元でも
名の通っている会社になりますと「辞めろ!」とは
絶対に言いません。
少なくとも、私の会社では、どこの部署の上司も
「辞めろ!」という言葉で叱責する者は一人として
いません。
それは、労働基準監督署の目が怖いからです。
辞めた社員が、労基に訴えに行く者もいますが、現場
作業員は実残でしっかり支払いしていますので労基も
「気の毒ですね・・・」「最低賃金以下でもないのに
賃金が安い→労基に訴えてくる元社員がいて→こちら
もいちいち相手するのが大変」といった具合で、全然
大丈夫なのですが、役職者の上司は、「辞めろ!」は
さすがに訴えられる、訴えられて負けると、自分の首
が飛ぶ(会社は、母子家庭、障害者雇用等の助成金を
貰っているため)ということで、冗談でも使用しない
言葉です。
要は、このような環境の中ですので、給料は別として
働き易いわけですね。
それなのに、正社員なのに、若くないのに辞めていく
社員を見ていますと、「いってらっしゃい」「他の会社
はもっともっと厳しいし、サービス残業当たり前ですよ」
「交通費も今の会社のようには出ないし、賞与もない
かもよ」と思うのです。
はっきり言って、世間を見る目が甘い。
(若手の退職は別)
私のような間接部門の事務系社員のほうが大変です。
タイムカードなどはありません。自己申告です。
自己申告となると、やはり「少し残業を削ろうか・・・」
という気持ちが出てきて、減らしてしまいます。
「タイムカード通りに賃金が付く」
現場はいいなぁと思いますよ。
現場職は転勤も無いし。
私の場合は、北は東北から南は九州まで、いつ転勤に
なるか分かりません。いつかは、東京方面か大阪方面
へ行かされます。数年以内に。
地域限定正社員ですが、事務系は全国転勤当たり前なの
で、その枠を外そうと本社はしています。
全国転勤の職級で何年か地元に居て、飛ばされるので
あれば納得いきますが、地域限定職を外した途端、飛ば
されたのでは納得が行きません。
全国転勤の者のほうが給料が断然良いからです。
みんな、まずは全国転勤の職級なのに数年は地元にいて、
そして飛ばされて行っています。
別に経理職をしたいわけで今の会社に入ったわけではなく
現場職の求人募集を見て中途採用を受けたので、
地元からは動かずに現場職でいいです。
または、別のグループ会社への出向・転籍でもいいです。
その辺りは、人事本部の部長とも話しています。
・・・
色々とグチを言えば、誰でも多少なりともありますよね。
しかし、いい歳となっては「正社員なのに、辞めては
おしまい」「ある程度の企業にいて辞めると、その先に
明るい転職人生はない」と思います。
働き続けないといけません。
私が勤める会社は、現場職は決して厳しい
仕事ではありません。
大手製造メーカーの一次下請の仕事がメインで、
輸送と構内作業が主な収益源です。
現場事務職の女性社員に実態を聞きますと、
8時間労働のうち、実際に仕事をしている
時間は4時間程度だそうです。
8時出勤、朝礼、現場へ行く、これまでに
1時間半経っているそうです。
9時30分頃から作業開始。
現場では、1時間働いて休憩という繰り返し
で、午前中などは2時間も働いていないそうです。
昼休みを挟み、働いて15時過ぎには現場を
離れて詰め所へ帰ってきて、16時前にはタイム
カードを打つために構えているといった状況です。
タイムカードが少しでも遅れていると、苦情
を言ってくるそうで、たまには時間合わせをして
いるそうです。
そして16時には業務修了。即帰宅。
夏場は、ポカリスウェットを大量に用意して、
塩飴(レモン味やグレープ味等あり)を切らさず
に準備。
作業現場では、20kg等重たいものなど持つこと
はありません。リフトで運びますから。
また、大手製造メーカーは徹底した安全管理で
安衛法を遵守していますので、危険な作業や
慌てた状態で作業などさせませんので、落ち着いて
ゆったりと仕事が出来ます。
ちなみに、大手製造メーカーの現場正社員などは
自分自身の不注意による「突き指」で、
労災認定してくださいと会社に言う社員もいます。
まぁ、大手製造メーカーの構内作業ではありません
が、別の仕事現場で、就業が終わり→仕事に関係
のない私語をしゃべりながら前を向いて歩いて
おらず→パレットに躓いて→コケて手を床に付いて
骨折→労災認定なんてことは私の勤める会社で
ありました。
完全に自分の不注意だろ!というようなことでも
即労災認定。
情け無いですよ。。。以前にもブログに書きました
が、過酷な労働条件で、過労死して労災認定を会社側
が認めないという飲食大手もあるのに。。。
ですから、
新卒採用は、即正社員ですが、このような現場作業
員となると、2~3年契約社員で「その人物の性格や
仕事に対する姿勢等」の様子をみて、ようやく正社員
となります。
そして、残業は、「1分単位でつく」会社です。
厚生年金基金も加入しています(時代の流れで基金
自体が無くなる方向ですが)
・・・
大学新卒~勤務2・3年、25歳くらい迄の正社員は
「こんな仕事、やってられるか」と辞めるのは分かり
ます。
しかし、まじめなのでしょうか。
それか、若いからなのか、
こんな働き方で良いのだろうか・・・と考え、辞めて
いく国立大卒の新人もいます。
(辞める理由として、何もせずにただ居るだけで給料
をもらって過ごしている今が嫌、自分が駄目になる
と役員に言ったそうです)
・・・
ただ、確かに給料は安いです。
現場の仕事としては。しかし、どこの部署の上司も
怒鳴ったり、恫喝したり、身勝手に当たったり
するような人はいません。
この業務のように、のんびりとしたものです。
のんびり=安い賃金
もっとビシバシと厳しい世界で多くの給料をもらい
たい人には向いていない仕事かと思いますが、
飛び込み営業や私が前職までやってきた不動産営業と
比べると、大したことの無い、ラクな仕事です。
・・・
こんな言い方はいけませんが、
「何の能力もないのに、給料が安い」とグチ言い、
グチを言うだけなら勝手ですのでいくらでも言えば
言いですが、辞めていく正社員が多くいます。
辞めるのも、勝手に辞めればよいわけですが、
「この田舎で、どこに給料もよく、仕事も適度に
ラクなところがあるのだろうか」と思います。
これは、私の会社のグループ会社もそうです。
しかし、面白い現象が多々あります。
それは、グループ会社Aを辞めた者が数年経ち、
グループ会社Bの中途採用を受けに来るといった
現象です。
私が知っているだけでも、グループ会社4社から
また同じグループ会社の私が勤めている会社へ
中途で入ってきます。はじめは契約社員ですけど。
要は、文句を言って辞めたのに、1つの会社に
身を落ち着けることが出来ず、勤め先や職業を
転々として、
「あぁ、前に務めていた会社のほうが、残業を
ちゃんと付いたし、気楽だったのでよかった」
と他の世間の会社を見て、また戻ってくると言った
現象が多々あります。
私の会社は古いですが「儀」「義(理)」を
重んじる社風でして、前職時代にきちんと働いて
いましたら、再度戻って来れる場合があります。
実際に、他の会社で勤めてみて、戻ってきた元
社員もけっこういます。
田舎企業で給料が安いと言いましても、千名を超える
社員がおり、200億円以上の売上げを出している
県下でも10本の指に入る地元企業ですので、
この会社を辞めるのであれば、公務員か地元に
ある大手製造メーカーの作業員になるしか、上に
伸びる道はありません。
あとは、電力会社やNTT等でしょうか。
しかし、大手製造メーカーになど、いい歳しては
絶対に入れません。20代か30代前後まで。
地元国立大新卒で2~3年、私が勤める会社に
勤めたのち、中途採用で入り込むという方法のみです。
・・・
ある程度の規模の会社になり、また地元でも
名の通っている会社になりますと「辞めろ!」とは
絶対に言いません。
少なくとも、私の会社では、どこの部署の上司も
「辞めろ!」という言葉で叱責する者は一人として
いません。
それは、労働基準監督署の目が怖いからです。
辞めた社員が、労基に訴えに行く者もいますが、現場
作業員は実残でしっかり支払いしていますので労基も
「気の毒ですね・・・」「最低賃金以下でもないのに
賃金が安い→労基に訴えてくる元社員がいて→こちら
もいちいち相手するのが大変」といった具合で、全然
大丈夫なのですが、役職者の上司は、「辞めろ!」は
さすがに訴えられる、訴えられて負けると、自分の首
が飛ぶ(会社は、母子家庭、障害者雇用等の助成金を
貰っているため)ということで、冗談でも使用しない
言葉です。
要は、このような環境の中ですので、給料は別として
働き易いわけですね。
それなのに、正社員なのに、若くないのに辞めていく
社員を見ていますと、「いってらっしゃい」「他の会社
はもっともっと厳しいし、サービス残業当たり前ですよ」
「交通費も今の会社のようには出ないし、賞与もない
かもよ」と思うのです。
はっきり言って、世間を見る目が甘い。
(若手の退職は別)
私のような間接部門の事務系社員のほうが大変です。
タイムカードなどはありません。自己申告です。
自己申告となると、やはり「少し残業を削ろうか・・・」
という気持ちが出てきて、減らしてしまいます。
「タイムカード通りに賃金が付く」
現場はいいなぁと思いますよ。
現場職は転勤も無いし。
私の場合は、北は東北から南は九州まで、いつ転勤に
なるか分かりません。いつかは、東京方面か大阪方面
へ行かされます。数年以内に。
地域限定正社員ですが、事務系は全国転勤当たり前なの
で、その枠を外そうと本社はしています。
全国転勤の職級で何年か地元に居て、飛ばされるので
あれば納得いきますが、地域限定職を外した途端、飛ば
されたのでは納得が行きません。
全国転勤の者のほうが給料が断然良いからです。
みんな、まずは全国転勤の職級なのに数年は地元にいて、
そして飛ばされて行っています。
別に経理職をしたいわけで今の会社に入ったわけではなく
現場職の求人募集を見て中途採用を受けたので、
地元からは動かずに現場職でいいです。
または、別のグループ会社への出向・転籍でもいいです。
その辺りは、人事本部の部長とも話しています。
・・・
色々とグチを言えば、誰でも多少なりともありますよね。
しかし、いい歳となっては「正社員なのに、辞めては
おしまい」「ある程度の企業にいて辞めると、その先に
明るい転職人生はない」と思います。
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