そう言えば、立命館大学は掲示板に学園の収支状況を掲示していました。
また、収支状況を印刷して置いてあったりと、堂々と「公開」していました。
まぁ、学校法人立命館ですから。
赤字経営なワケないでしょうけど。
しかし、吉備国際大学(というか学校法人高梁学園)が財政状況を開示する
(既にしていた?)とは驚きました。
「黒字経営だ!」と強気のアピールでしょうか。
母校は健在であってほしいですから、その強気な姿勢は嬉しいです。
良いことは、どんどん世間にアピールして欲しいですからね。
資産396億7760万円-負債45億4971万円=基本金343億9785万円
だそうです。
負債も、全年度よりも8億8,172万円減らしたそうです。
それでも、基本金は29億9,731万円増えたそうです。
・・・
他の地方・同規模の私学で公表しているところが見当たらないので、どのくらい良
いのか分かりませんが・・・
まぁ、「良い数字」だから公表しているんでしょうけどね。
詳しくは、吉備国際大学の財政状況pdfをご覧ください。
2007年の今年は「大学全入時代」の幕開けですから、母校も頑張って欲しいです。
また、収支状況を印刷して置いてあったりと、堂々と「公開」していました。
まぁ、学校法人立命館ですから。
赤字経営なワケないでしょうけど。
しかし、吉備国際大学(というか学校法人高梁学園)が財政状況を開示する
(既にしていた?)とは驚きました。
「黒字経営だ!」と強気のアピールでしょうか。
母校は健在であってほしいですから、その強気な姿勢は嬉しいです。
良いことは、どんどん世間にアピールして欲しいですからね。
資産396億7760万円-負債45億4971万円=基本金343億9785万円
だそうです。
負債も、全年度よりも8億8,172万円減らしたそうです。
それでも、基本金は29億9,731万円増えたそうです。
・・・
他の地方・同規模の私学で公表しているところが見当たらないので、どのくらい良
いのか分かりませんが・・・
まぁ、「良い数字」だから公表しているんでしょうけどね。
詳しくは、吉備国際大学の財政状況pdfをご覧ください。
2007年の今年は「大学全入時代」の幕開けですから、母校も頑張って欲しいです。
学校法人の財務内容もよくよく調べてみないと
怪しい会計処理も多そうですね。
「費用処理すべきものまで資産計上」
実際に、一般の会社でもよくやっていること
ですが、私も消耗品(タイヤなど)を貯蔵品
に計上したりして、収支を操ったりします。
購入して使用したタイヤを。
毎月数百万の経費がかかっています。
燃料費なんて数千万。自社にはタンクがある
ので、「使ったか(経費)」「残ったか(資
産)」で月次決算の売上原価が大きく変動
します。
そして、利益が出ている月に、経費で落とす。
なぜそんなことをするのか。
上場企業なら世間一般に公表する数字を良く
みせたいからでしょうけど、私の会社(非上場)
の場合は「社長の顔色伺い」からです。
まとも?(ありのままの数字)を報告したら、
超激怒されるので、月次は調整ばかりです。
年次決算は当然現状に合わせますけど。
本当の姿を報告→利益が出ていない部署の
所長のところへ社長が電話して数時間激怒→
それを嫌がって、全ての部署の所長、統括店
の部長など役職者数十人が一丸?となって
数字を合わせる→社長は「はだかの王様」
正直、いったん民事再生法でも何でもいいから
潰れて、今の同族経営者を一掃して経営を立て
直すほうがよい、経営の数字に対する体質や風
潮が悪すぎると思っています。
・・・
話は逸れてしまいましたが、
所詮は「作り上げた数字」
「真実を語っていない数字」
が多いように思います。
ですが、資産が100万なのか、100億
なのか、だいたいの規模を知るためには、
情報公開は必要だと思います。
特に学校法人なんてところは、非上場企業
よりももっと「全く懐事情(財政状態)が
見えない」法人ですからね。
まぁ、多少の調整は、規模から言って
微々たるものではないでしょうかね。
・・・
吉備国際大学を含め、
この学校法人は、同族一色の法人です。
一族が、故:宮沢元首相との繋がりがとても
深い法人です。
ですから、理事長は飾りみたいなものです。
加計一族の者が理事長に座る(座っている)
ただそれだけのことで、能力云々ではない
と思いますよ。
学校運営の方向性を間違わなければ、
生き残るとは思います。理学療法士、作業
療法士、看護、薬剤師、この辺りでの
学生集めは、大学生き残りの必須みたい
なもので、この学校法人も、千葉や九州でも
薬学部等で展開していますので、生き残り方
は熟慮していると思います。
まぁ、営利法人でも非営利法人でも
一族経営でそのトップ=はだかの王様
でしょうけどね。
例えば図書、マルクス資本論の初版本とかパチオリのズンマの初版本ならともかくも、資格受験書のような一年経過したら資源ゴミになる駄本まで資産計上しています。
例えば備品、通常なら10~30万以上を資産計上すべきものを、形さえ有れば少額支出で消耗品費として費用処理すべきものまで資産計上しています。貸借対照表の表示金額を点数で割るといかに無理しているかがわかります。
無償配布だったテキストも有償になり、長くは続かないでしょう。
女の理事長も、閉校が決定した山脇女子短期大学だけの学歴で、他の大学では考えられないです。
私立の大学、短大、高等専門学校を設置する664学校法人のうち573法人(86.3%)が財務情報などを一般公開していることが29日、文部科学省の調査で分かった。前年より11法人増えたが、公開内容にはバラつきがあり、文科省は一層の情報公開を呼びかけている。
対象は大学を設置している520法人と、それ以外に短大、高等専門学校を設置している144法人。現行の方式としては05年度に続く調査で、今回は06年度として昨年10月1日現在の状況を調べた。
548法人(82.5%)が収支計算書(いずれも概要を含む)を公開している一方、財産目録の公開は285法人(42.9%)、事業報告書は322法人(48.5%)と5割を切っている。
公開方法はインターネットや広報誌、学内の掲示板など。特にインターネットでの公開は、前年より91増えて323法人に達した。
07年は大学・短大への全志願者数と全入学者数が同じになる「大学全入時代」の幕開けとされ、学校法人の「倒産」の可能性を指摘する声もある。文科省は「公的な機関として、学校法人には社会的に説明責任がある。経営状況を明らかにして、法人の健全性をアピールしてほしい」としている。
毎日新聞 2007年1月29日 22時07分
・・・
知りませんでした。大半の私学の学校法人は、情報公開しているのですね。「少子化」「大学全入時代」を乗り切るためにも健全経営をアピールすることは学校法人側としても重要なアピールポイントということですか。
学校法人と言えども、私学は特に「ビジネス」ですから、学生というお客が集まらないと、教師や事務員にも飯を食わせてやれないですしね。
それに、教師も自分の得意分野を黙々と生徒に教えていたらそれで済んだ時代も終わりが近づいているようです。
机上の空論ではなく実際に実践してきた「実務家」の先生,一般企業に勤務していた頃に築き上げた経済界に人脈を持つ先生などが「大学教員の椅子」に座り、どんどん台頭してきていますし。
統計上、このようなときがいつ頃来るかは15~20年も前からわかっていたことですが、今頃になってバタバタする学校法人は、「会社の出勤時刻、ギリギリにバタバタとくる従業員」と同じで、段取りが非常に悪いのでしょう。しかし・・・、法人も法人格というように、法律では人物として扱われていますが、まさに人間と同じような醜態を晒したり、何度言われても失敗を繰り返す姿は、見てると、まさに「人間と同じ生き物」のようですね。