マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

「7人に1人」が「就活うつ」状態ですか。。。

2013年04月15日 00時32分21秒 | □私の気になる記事
JCASTニュース
「7人に1人」が「就活うつ」状態 金、時間、
労力が「心」を圧迫
2012/6/13 19:18

「就活生ですが、自殺することにしました」――。
インターネットに、またこんな自殺願望が書き込まれた。
そこまではいかなくても、「就活生」の心が不安定に
なっているのは確かなようだ。

2012年6月8日に政府が発表した「自殺対策白書2012年版」
によると、2011年の学生・生徒の自殺者数は1029人で、
初めて1000人を超えた。

自殺者数が急増した1998年を起点とした推移をみても、
最近は20歳代の自殺率が高まっており、若年層の雇用
情勢が悪化していることが影響していると指摘。何十社
と企業を訪問して面接を受けても内定がもらえないことで
「就活生」がうつ状態になってくる「就活うつ」になり
やすい可能性もある。

ネットに書き込みをした就活生は、自らを「都内にある、
そこそこのレベルの私大の4年生」という。「将来の就職
を見据えて就職率のいい大学に入り、サークル活動やアル
バイトやボランティア活動でネタ作りをして、30人以上に
OB訪問を行い、長期のインターンシップに参加し、模擬面接
を繰り返しました」と記している。

ところが、就活を続くけているうちに睡眠不足や虚脱感に
襲われ、心療内科で薬を処方してもらうようになってしまう。
医者からは就活を止められ休養するようにいわれるが、
「それでも就活はやめられない」と悩む。

奨学金をもらいながら大学に通っていたことや、家庭環境
から自分が働いて家族を支えていきたいという思いが強い
ようだ。
それらがプレッシャーとしてあったのかもしれない。

「就職できないことが問題なのではありません。みんなが
乗り越えている『就職活動』ごときで、こんなに病んでしまう
ことが問題なのです。私は、社会にでてもうまくやって
いけないと思います」
そう綴られている。

こんな不安に駆られた就活生はいま、少なくない。雇用・
労働問題に取り組むNPO法人のPOSSEは、アンケート調査
「2011年 若者の仕事とうつ」でこんな中間報告をまとめ
ている。

激しさを増す就職競争の負担や不安が学生の内面にどのような
影響を与えるのかを、就活を一通り経験した大学4年生・大学院
2年生とそれ以外の学年を比較することで把握しようと、634人
を意識調査した。

その結果、就活が、学生生活を金銭、時間、労力のあらゆる面
から圧迫している様子や過酷な就活を経験することによって
希望する労働条件の水準を引き下げざるを得ない様子が浮かび
上がった。

さらに、驚くべきことに就活生にメンタルヘルスの影響を調べた
ところ98人のうち、14.4%、じつに7人に1人が「就活うつ」状態
に陥っていることがわかったのだ。

・・・

「就活うつ」ですか。

私の大学新卒時が、「就職氷河期」流行語大賞審査員特選
造語賞となったときでした。

そのから比べても非常に就職難なのでしょうね。

なかなか息子の就職先が決まらない等と聞きますが、
「どこを、どの規模の会社を受けたのですか?」と
聞きますと、決まって大手企業でした。

確かに、私も新卒当初は、地方銀行へ就職しました。

しかし、今振り返れば、
「世間を知らなかったなぁ」とつくづくそう思います。

非上場企業でも、たくさん優良な企業があります。
確かに、福利厚生や賃金、年間休日などは大手企業のほうが
しっかりしていますが、大手企業でも「営業職」なら、
休みも残業代も目先のノルマに追われて、休みがどうのこう
の、なんて言っていられないのが現状だと思います。

ようは、
「長く勤められて」「福利厚生もそこそこ良く」
「あまりガッつかないで」「ゆとりが持てて」
「賃金も中の上くらいで」働ける会社が、会社の規模の
大小に関わらず、仕事を続ける上で一番良い環境の会社
だと思います。

そういう会社を探すということが先決だと思いますね。

私も今になって思うのですが、
資本金2千万円、3千万円で従業員数が20名から50名
程度でも「大手化学メーカー」や「大手製造メーカー」
などの直系子会社に行くことが、一番安定する就職の道
だったと感じています。

しかし、正直言いまして、今勤めている会社も含めて、
「新卒時、そんな会社があることさえ知らなかった」
ということです。

リクナビ

私の時代もリクルート社の就職ナビが企業情報のメインで
した。

しかし、そこに掲載されている企業というのは、本当に
狭き門で、また派手な宣伝で新卒者を大量に集め、そして
ノルマをこなせる者だけが生き残るような厳しい仕事の
職種だったりしました。

私は、某大学の売店店長もしていた時期があります。

しかし、巣立っていった大学生が1年と持たないうちに
会社を辞めていっていました。

外資系、製薬関係など企業名を聞くと、派手な会社か
有名な会社が多かったのですが、結局は振り落とされて
会社を去っていました。

就職率98%

しかし、では3年後にどれだけの生徒が、勤めている
のか。そこは大学側は「知ったことではない」「本人の
選択した道だ」「それよりも、次の卒業生を何とかしないと」
の流れで、どんどんと世間へ送り出していました。

その学生の将来というよりも、大学の就職率の高さ、
大学院への進学率の高さだけを重要視しているのが大学で
卒業後のフォローやケアなどは実質はゼロ。

うちの大学を卒業した生徒には「勤務した会社で、長く
勤められるように、そういう企業を斡旋している」
なんて大学など、皆無ですよね。

結局は、高い授業料を取って、卒業したら「ハイっ!
あとは、あなた自身の問題だからね」で終わり。

確かに、多少は世間を知っている大学教授や大学職員が
「そんな会社は、社名が有名なだけで・・・」と思い、
大学生に「就職おめでとう、でも大変だと思うよ」と
言っても、まだアルバイトくらいしか世間を見ていない
学生にとっては、ただ単にケチを付けられている,自分
は他の学生とは違う!やっていけるんだ!という、就職
が決まったことでの優越感の中で、聞く耳など持たない
こととも思います。

就職情報で、この○○製薬は、採用された生徒が昨年は
3名いた。3年前も3名いたけど、企業調査したら全員
辞めている会社だよ。

などと、大学側が教えてもくれないし、調べてもいなかっ
たりと、全てが世論のように「自己責任」に擦り付けて
いるのが、所詮は学問や学びも「ビジネス(金儲け)」
最優先なのが大学経営の真意だと感じています。

大学の売店店長をしていた頃、ある女子大学生が、
「私は、地元の○○市役所に合格したのですが、この
大学に来ました」「素敵な大学ですね、きっと良い就職
先が見つかりますよね」と1回生にも関わらず、就職の
ことを言っていました。

私は・・・内心、
「えっ!?地元の市役所の採用試験に合格して、蹴った
の・・・」「高卒でも市役所勤務のほうが良かったの
では・・・」などと思いました。

高卒採用でも、なかなか地元の市役所などに合格できま
せんよね。

高卒採用でも10年、15年と勤務していると、大手の
企業に勤めて中程度にいる同期よりも給与も負けないし
また転勤も無いので、世間一般では「幸せに暮らして
いける」地位を得たに等しいものですよね。

そういうところが、
頭が賢いだけに「大学」「有名大学」「難関大学」と
親も過大な期待をして、大学までは良いルートで進んだ
ものの、就職先が決まらない・・・なんてことになって
しまうのだと思います。

しかし、これも「賢い息子・娘なら、行けるところ
(有名・難関大学)まで行かせてやりたい」というのが
親心で、また本人も野望といいますか、欲望といいますか
「世間的に良い大学へ行ってやろう!」となるわけなので
誰にも止められないことだと思います。

ただ「有名・難関大学への進学」と「就職」とで大きく
違うところがあります。

学問は、独りモクモクと勉強したり、塾等で真面目に
必死で勉強すれば向上して、「(世間的に)良い大学」
と言われるところへ入ることが出来ます。

「自分自身との戦いに勝つことで得られる」
「学んだこと、学んだレベルの分だけ、自分に返って来る」
「ほぼ100%に近いくらい、自己の努力は結果(合格)に
繋がっている」のが、学問、勉学、有名大学への進学であり
「努力が報われる」ものです。

しかし、就職、就活はそうではありません。
たまたま息が合った企業に就職出来たり、何か分からない
けどポンポンと進み、希望の会社から内定がもらえたという
ことも多々あります。

あと、会話、対話能力が良いとか、笑顔で聞き上手だとか
「学問」のように勉強だけで得られるものではないものが
大きく合否を分けるのが、社会へ出る第一歩の新卒採用
だと思います。

あとは、99%努力よりも、実際は非常に掴むのが難しい
1%の「運」の面です。


私が卒業した大学は、無名私立大学に分類される大学です。
しかし、私は地方銀行へ就職出来ました。

親のコネなどはありませんでした。
しかし、担当教授が相当後押ししてくれて、集団面接そして
採用試験、個人面接、そして更に筆記試験を受けて銀行に
就職出来ました。

当時でも倍率は600倍近くあったと研修時に聞きました。

そうそう、
研修時に、「私が一番試験の成績が悪かったでしょう」
と当時の人事部の調査役の方(私の面接官でもあった方)
に聞きましたら、明治大学の同期社員よりも成績は良かった
よと言われたのを今でも覚えています。

「大学名等だけで人を見ている」
そういう企業もまだあるかとは思いますが、ようは、面接
そして採用試験等で、「会社側は、自ら見た新卒予定者の
中から決める」のが主流ではないでしょうか。

だからこそ、有名大学、難関大学を出たからと言って、
学問を学んできたように、就職先も決まるというわけでは
ない、ある意味「下克上」のような面があるのが企業への
内定かと思います。

まぁ、そう言いながらも、やはり学歴コンプレックスの
ような気持ちはいつまでも持ちたくないもので、20代の
うちにと、立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程へ
進んだわけですけどね。

これはこれで、遠回りの人生かも知れませんが、心の中は
スッキリしました。

自己満足の世界ですね。

・・・

新卒時の就職だけが人生全てではありません。

私も紆余曲折しながら今に至っています。

新卒時に今の会社へ勤めていたら、辞めていたかも知れま
せん。実際に「もったいないなぁ」という若手社員が
賃金の低さに辞めていっています。

しかし、賃金が低いと言いましても、私よりも職階も等級
も上です。

若さゆえ、「もっとおカネが欲しい」のかも知れませんね。
しかし、上を見てもキリが無いのも現実。

私も今の会社に、中途入社当時の年齢で入ったからこそ
「この会社でいいや」「ここでやっていこう」と思えている
と思います。

銀行以外にも、色々と勤めてきました。
大手上場企業の不動産会社へも。

しかし、何が、何を得ることが、人生の上で有意義なのか
を分かる年齢が必ず誰しも来ます。

それまでの間、せっかく上手く入社出来た企業を、自ら
去っていくことも多々あります。

ですから、新卒採用だけが全てではないということですね。

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