マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

北海道滝川市での女児のいじめによる自殺を知って

2006年10月05日 22時34分01秒 | ◆スピリチュアル:自殺
女児自殺「いじめ」隠し問題、滝川市長らが遺族に謝罪

北海道滝川市の小学校で昨年9月、首をつって自殺した小学6年生の女児(当時
12歳、今年1月死亡)が遺書で「いじめ」を訴えていたにもかかわらず、同市
教委が「いじめ」に関する記述を隠していた問題で、同市の田村弘市長、安西輝
恭教育長らが5日夜、女児の遺族宅を謝罪のため訪れた。
田村市長は「いじめの把握、対応に不十分さがあった。心からおわびします」と
遺族に謝罪した。
この問題で市教委は同日午前、「遺書の内容を踏まえ、(自殺の原因は)いじめ
であると判断する」との認識を初めて示した。(読売新聞) - 10月5日20時50分更新


・・・

先ほどニュースで、女の子の遺書の一文が紹介されていました。
「私の周りにはだれもいないのです。」
「悲しく、苦しく・・・」
今まで耐えに耐えてきたのでしょう。
修学旅行のグループ分けが、引き金となって。。。

あまりにも惨い。
かわいそう、可哀想過ぎて涙が出ました。

いじめをした子どもは、まだ子どもだから
どこまでこの亡くなった女の子の気持ちがわかるのだろう。

社会だけでなく、学校という子どもの世界でも社会と同じく
優しい子は生きていくのがとても大変な世界。。。


私は、「自殺をしてはいけない」とブログに書いていますが、
本当に自殺をする、自殺を図る人の気持ちは分からない、分かっていない
と思いました。安易に書いてはいけないこと、、、でした。

当の本人はどれほど、耐え難く辛かったことか。
「自殺してはいけない」というだけなら容易いこと・・・


今一度、自殺に関する、特に自殺後に関わるスピリチュアルな視点を、
書籍で調べてみました。

<自殺>
江原啓之氏 
「あなたのためのスピリチュアル・カウンセリング」中央公論新社より

-息子がある日、前ぶれもなく飛び降り自殺-P90-P91

「霊視すると、彼は今、あちらの世界で、自殺したことをとても悔やんで
います。」
「でも、たとえ自殺しなかったとしても、あのままではどの道あなたの
望んだようには生きられなかったようです。」

江原氏は、「残念ながら、あなたにはつらい日々がまだまだ続くと思います。
母親としてできる最大の供養は、彼の死が表すメッセージを正しく受けとめる
ことです。息子さんを愛するならば、その心情を真に理解し、これからのあなた
自身の生をより充実させていくきっかけにすることです。」
と語っておられます。


そして、江原氏は・・・
人生に、失って初めてわかることは多いものです。
特に家族というものは、いつも一緒にいる存在ですから、お互いに贅沢に
なってしまい、やれ受験だ、やれ出世だと、多くを求めすぎてしまいます。

亡くして初めて、
「生きていてくれるだけで良かったんだなあ」とわかるものです。

惜しい気持ち、悔しい気持ちは消そうにも消せないでしょう。
でも人間というものは、悲しいかな、失ったものから学ぶことが多いのです。


「時すでに遅し」という痛恨の思いほど、たましいに深く刻まれるものは
ありません。
そして、深く刻まれた思いほど、人を大きく成長させてくれるものはないのです。
と、語っておられます。


<あの世での再会>
江原氏は・・・
「いずれあなたが天命をまっとうしたとき、息子さんとの再会が必ずあります。
そのときに、本当に心から打ち解け合うことができるでしょう。」
「その日まで、あなたは息子さんと死によって分かたれてしまったという気持ち
でいるのではなく、息子さんとともに学んでいるという気持ちで生き抜いてくだ
さい。ときには心の中で、彼と会話もしてください。彼が遺してくれた一生分の
メッセージを受けとめて、残された家族みんなで愛情豊かに暮してください。」
という、カウンセリングを行っています。



ここで、唯物論者から「江原氏は、自殺すると面会もままならないと言っていた
ではないか」という指摘を受けるかと思います。

自らの遊興のためにお金を借り、返せなくなって苦しみ自殺した人と、
この女の子の状況と、同じだと思いますか?
「自殺」は「自殺」でも全く違います。

上記で挙げた息子さんの飛び降り自殺も、江原氏の霊視によると、気の優しい
繊細な息子さんで、また親の言うことを聞かないといけないという生真面目な
正確から自殺という道を選んでしまったということが分かっています。

昔の切腹もそうです。
主のためにと切腹して果てた人など「人類の因果による自殺」「道義のために
死ぬ者」という例を取り上げて、江原氏の主護霊は「いわば死に方ではない。」
「そのたましいの意識が問題」であり、自殺でもさまざまであると言っています。
江原啓之氏「スピリチュアルメッセージⅡ 死することの真理」飛鳥新社

ようは、自殺でも色々な理由やたましいの意識の高低で、死後さまざまな道が
あるということです。


なぜ、これ(この事実)を書籍の全面に出さないのか?それは、
どなたでもわかることと思いますが「それを知って、簡単に自殺を選ぶ人が出て
は駄目」だからです。
「自殺してもあの世で大丈夫だ」と安易に思わせるような、文面は強調したり
しません。
なぜ、強調しないのか?
それは、我々は「寿命まで、生き抜くことに意義がある」からです。
ですから、自殺を助長する文言は極力さけているのです。


そこで・・・
自殺の後、たましいは存在することを知り、その知った者たちの多くは、
自殺したことを深く後悔し、自らの光に暗闇を覆いかぶせ塞ぎこむ魂が多い
というのが大半であると、だから自殺はしたらいけないということを、
「全面」に強調しているわけです。本当のことだからです。

しかし、違う道もあることを、江原氏は知っています。
ですから、江原啓之氏は、自殺を助長することにならないようかなり慎重に、
真実を語っている書籍もあります。



もう一つは、浮遊霊、未浄化霊となってしまうことです。
自殺したのに生きている、死に切れていないと思い、自殺現場をうろつき、
自殺したいと思っている波長の人に憑依して、その自殺願望者とともに
何度も死のうとしている未浄化霊となってしまう道です。
自殺現場で浮遊している未浄化の霊がそうです。(幽現界)



そしてもう一つは・・・死後、幽界まで行けるという道です。
江原氏は、この事実を自殺の助長とならないようにかなり慎重に考えて
おられるのが文面から読み取れます。世間に伝えるべきかお悩みになった
と思います。

私は、知らないほうがよいと思いました。

ただ自殺をしたのち、誰しも幽界へすんなり移行できるとは思いません。
江原氏も幽界でもこの世と似た世界の下層部に長らく居続けると言って
おられます。
(良い世界のようには決して言えません)


しかし、自殺の背景を知った江原氏は、霊視やたましいの意識を見て、
また実際にあの世のどこにいるかを分かった上で、「(自殺した人でも)
いずれあなたが天命をまっとうしたとき、再会が必ずあります。」
と霊視を依頼した方へ伝えています。


いじめによる自殺、不治の病や末期患者の苦しみの末の自殺・・・
死後どのような世界にたましいを置くかは本人の意識次第でしょうけど、
この女の子は、きっと守護霊に守られて幽界にいることと思います。

また、そうであってほしい。そう願っています。




女の子は、昨年の9月から今年の1月の亡くなるまでの間、
幽体離脱した状態で、この世とあの世との狭間から色々と
見ていたことと思います。
私が亡くなったことをどう周りは受け止めたのか。。。
分かってくれたのか。。。

遺書を隠した滝川市は、彼女の思いを勝手に封印した罪があると思います。

女の子の自殺するに至る気持ちを、「単なる本人の弱さ」というのか。

こんな幼い子の心の中で思い悩んだ気持ちは、誰も分からないと思います。
大人は分かってあげられない。
ただ、遺書に綴ったこの女の子の言葉から、少しでもこの子の気持ちが分かる
かもしれません。分かってあげられるかも。

滝川市はそういう意味で、きちんと公表すべきだったと思います。
この女の子の死を賭しての訴えに、一刻も早く耳を傾けるべきだったのです。
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5 コメント

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はじめまして (くっきー)
2006-10-06 12:34:13
滝川市のいじめで検索していて、ここにたどりつきました。

世間は、滝川市の教育関連の人たちの責任ばかりを追及していますが、

現場にいたクラスメイトの責任の方が大きいと思います。

クラスメイトの生徒たちは反省したのかが一番気になります。担任教師も。

大人の責任論に差し替えられている感じがします。
返信する
いのちの価値はどこにあるか・・・? (”考える人”)
2006-10-07 12:42:55
はじめまして。

お邪魔でしたらごめんなさい。

もう10月になりましたね・・・。

秋は、人生の哀愁とか孤独を感じさせる季節ですね・・。



北海道の小学生のいじめによる自殺が起こった小学校

がある某市に住んでいる者ですが、悲しい事件です。

こんな田舎都市の一小学校で起こった事件が連日のよう

に報道されるのは、めずらしいことです。

学校関係者も、教育委員長も、・・・・みな自己保身しか考え

ていない・・・・本当に悲しい事件です。

昔もいじめはあったが、今のように陰湿ではなかったのです。

私も、無口で内向的な子供だったので、いじめを受けた方で

すが、いい思い出ではないが、死を選択しなければならない

ほどではなかったように思う。

かえって、その経験を通して、弱者を理解しようとする心を

養ってくれたようにも思うのです。

一番の問題は、先生の指導力不足です。

楽しいはずの修学旅行で、どのグループにも入ることが出来

ずに男の子のグループに入れられた女の子は、その4日後に

遺書を残して死んでいるのです。

これは、その子にとって拷問にも等しかったでしょう。

命の尊さを教えることができない先生にも問題があるのです。





ところで、



人はどこから来て

何のために生きて

どこへ向かっているのでしょうか・・・?。

この世界の終末はどうなるのでしょうか・・・?



神の存在、愛とは何か、人生の意味は何か、いのちと死の

問題などについて、ブログで分かりやすく聖書の福音を書き

綴っています。

ひまなときにご訪問下さい。





~~~~~~~
返信する
Unknown (管理人)
2006-10-08 23:02:47
くっきーさん、コメントありがとうございます☆



クラスメイトの生徒は、この事件で何を感じたの

か・・・

私は、分かっていないだろうと思っています。

それは、クラスメイトにとっては「ちょっと、

からかっただけなのに」という、幼い気持ちから

の行動(いじめる)だったのではないかと思うから

です。



自殺を図った女の子にとっては何より辛い日々だ

ったのに、その死を賭して訴えかけたメッセージは、

一番届けたいの相手(クラスメイト)には、聞こえ

ていないように思います。



担任の教師も可哀想という感情よりも「(目配り不足

で)しまった。」という気持ちが、先立ったのではな

いかと思います。





しかし、世間の何人かの人たちでも、彼女の悔しさ

や悲しみを分かってあげられたら、多少でも彼女の

無念な気持ちを和らげてあげられるのではないでし

ょうか。



ご冥福をお祈りいたしましょう。
返信する
Unknown (管理人)
2006-10-08 23:39:45
”考える人”さん、お邪魔なんてとんでもない。

コメントありがとうございます。



月日が経つのは本当に早いものですね。



”考える人”さんは某市にお住まい方でしたか。。。

パートさんの子供(女の子)が職場に遊びに来るので

すが、常に今の子供の世界での流行や付き合い方を

意識しているようで、今の子供は精神的にも疲れる

のではないかと感じています。



また、親が心の教育を疎かにしていることも、子供の

心の成長に影響しているのではないかと思います。

相手(他人)を思いやる気持ちがどんどん希薄になっ

ているように感じます。



もちろん、昔から友達をすぐに殴るような子もいまし

たが、”考える人”さんの言うように、今の子供は、

先生の目を離した隙をつき、より陰湿・陰険なように

思います。



私の亡き彼女も特に中学生のときには、学校の人間

関係に悩んでいました。そう本人から聞いています。

自傷行為の後を見せて話してくれました。ですから、

私と出会ったからには、私が彼女を守って行くと誓

い、彼女ともそう話し合っていたのですが・・・



江原啓之氏の書籍のタイトル引用ですけど・・・

「人はなぜ生まれ、いかに生きるのか」を、

”考える人”さんは、その真理をしっかりとご理解

されていますよ。



限りある時間(寿命)のなかで、出来るだけ多くの

愛や感動を、この修行の場であるこの世で経験し、

元来た郷里(精神世界)に持って帰る。

その繰り返し(輪廻)は、霊性向上のためであり、

精神世界が愛一色となるまで、繰り返されるのでは

ないでしょうか。



この世界(この世)の終末については・・・

残念ながら私にも、解りかねるところです。

現実に近い話をしますと、坂本政道氏が見た地球の

未来は、緑に囲まれたところで穏やかに過ごす人々

と戦争を繰り返す地域とに、かなり明確に区分けさ

れたような地球になっているそうです。

地球が核戦争云々などで消滅してはいないような

お話を語っておられます。

人類の終末があるとすれば、太陽系の消滅かなと

感じている次第です。

修行の場はこの地球という惑星以外にも存在する

そうですから。しかし・・・どうなんでしょうね。





”考える人”さんのブログ、訪問させていただき

ますね☆
返信する
じっくりと拝見させていただきます (管理人)
2006-10-09 00:10:17
”考える人”さんへ

60代半のご年齢とは知らず失礼いたしました。



私はまだまだ30代前半の者で、ブログを拝見

する前に思ったことを書いた次第です。



”考える人”さんのブロクにて、聖書の真理

やイエス様の福音をじっくりと拝見させてい

ただきます。

奥様の難病の看護・・・お察し申し上げます。



私の友人(結婚式で私が友人代表をした親

友)のお子さんが、昨年12月に筋ジストロ

フィの難病であることが分かり、年末に帰省した際、話を聞きました。

彼は色々な苦難を乗り越え本当にまじめに生

きてきた、人の痛みも分かる友人なのに、ど

うして3歳になるその子供がそのような難病

にかかってしまったのか、どうしてそのよう

な試練を味わわないといけないのか、可哀想

でなりません。でも、話を聞くくらいしか・・・







本当に、これら全ては自らが生前に決めてき

た試練なのか、そう思うようなことが、多い

です。
返信する

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