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本村さん「命をもって償うしかない」光市母子殺害事件、そして事件に関わる弁護士達

2007年09月20日 22時56分05秒 | □私の気になる記事
本村さん「命をもって償うしかない」光市母子殺害事件
9月20日21時17分配信 産経新聞

この裁判で意見陳述を行うのは2回目となります。その時(1回目)から5年以上
の歳月が流れ、死刑判決が下される可能性が高まり、弁護人が代わり、そして君
(被告)は主張を一変させた。
私は、なぜ弁護人が最高裁弁論期日のわずか2週間前に交代したのか理解に苦しみ
ます。加えて、最高裁の公判を欠席するなど許されない行為だと思っています。そ
して、弁護人が代わった途端に君の主張が大きく変わったことが、私を今最も苦し
めています。

最近では、被告人の主張が一変したことについて、弁護団の方々がインターネット
上で裁判に関する資料を公開し、弁護団と君の新たな主張として、社会へ向けて発
信しています。

インターネット上で妻が絞殺されたときの状況を図解した画像などが無作為に流布
され、私の家族の殺され方などが議論されている状況を決して快く思っていませ
ん。殺されている状況が図解されている妻の悔しさを思うと涙があふれてきます。
怒りなのか、むなしさなのか、この感情をどのような言葉で表せばよいのか分かり
ません。ただ、家族の命をもてあそばれているような気持ちになるのは確かだと思
います。

しかし、このような事態になったのは、これまで認めてきた犯行事実を根底から大
きく一変させ、私たち遺族だけでなく、事件に関心を寄せていただいていた世間の
皆様もこの新しい主張が理解し難いことばかりであったことが原因だと考えています。

遺族としては、弁護人が代わることで、ここまで被告人の主張が変わってしまうこ
とが非常に不可解でなりません。私たち遺族は、一体何を信じればよいのでしょうか。

A(被告実名)君、私は君に問いたい。
君がこれまで、検察側の起訴事実を大筋で認め、反省しているとして情状酌量を求
めていたが、それはすべてうそだと思っていいのですか。
本当に、本法廷で君が述べていることが事実であると、私は理解していいのですか。

しかし、私はどうしても納得できない。私は、ずっとこの裁判を傍聴し続けてきた
が、どうしても君が心の底から真実を話しているように思えない。君の言葉は、全
く心に入ってこない。

たとえ、この裁判で君の新たな主張が認められず、裁判が終結したとしても、私に
は疑心が残ると思う。
事件の真相は、君しか知らない。

・・・

死刑制度云々の議論や賛否は別として、
このような事件の犯人には、死刑しかないと思います。

本村さんがあまりにも可哀想。悔しいでしょう。

スピリチュアルな観点から言えば、これも「神(天)に裁きを任せなさい」
なのでしょうけど・・・

人を憎めば穴二つだとしても・・・

憎しみなんて消えないと思います。
誰だって、自分の奥さんや幼い子供がこのような殺され方をしたら、
許せるわけなどありませんよ。
たとえ犯人が死刑になって死刑が執行されても、本村さんはいつまでも亡く
された妻子の無念さを抱えて生きていくことになると思います。

犯人が死んだからといって終わる話じゃない。
それでも、事件当時の「犯人を殺してやる」という気持ちを抑えて、永年、
そしてここまで闘ってこられたのは、とても真似できることではありません。

司法に委ねて、日本の司法の裁きを信じて、ここまで耐えてきた本村さんの
気持ちを、裁判官は察することができるのでしょうか。

このような犯人を無期懲役にでもしたら、5~7年で仮釈放され、また社会に
戻ってきます。
あの大阪姉妹殺害事件の犯人は、16歳のとき母親を殺害し、その快楽が忘れ
られなかったといって再犯を犯しました。(死刑確定)

また本村さんのような悲しい思いをする人が出ないと、司法は分からないので
しょうか。


「事件当時、犯人は未成年」
「3人殺害したら死刑のようなおかしな風潮がある裁き」

人はモノや数量ではありません。
本村さんや殺された本村さんの妻子は浮ばれない。

本村さんの思いが司法に届くように祈っています。

・・・

橋下弁護士さんの気持ち、よく分かります。
よくぞ言ってくれたものだと思います。
母子殺害事件の弁護団から懲戒請求の件では業務妨害で訴えられていますが。。。
橋下弁護士のブログで語っている気持ちは、この裁判を見守るほとんどの
人々の気持ちを代弁した言葉だと思います。

・・・

ただ、光市母子殺害事件の弁護士である今枝仁弁護士さんも、ぼんぼんでエリート
として何の不自由もなく生きてきた人ではありません。
橋下弁護士同様「世間を知っている」弁護士です。

高校を中退し、大検で、しかも22歳で法学部に入学したのだそうです。
水商売(ホスト)をやったこともあるそうです。

東京地方裁判所刑事部の職員として働きながら勉強して、司法試験に合格したのだ
そうです。

この方も何不自由なく親に援助してもらって弁護士になったエリート街道を歩ん
できた弁護士とは違います。

・・・

勝手な憶測だけで人を判断してはいけませんね。
私も「この弁護団は、非常識。世間知らずのエリート集団だ」と思っていましたが
「死刑反対論者」には論者なりの考えがあるのだと反省しました。

・・・

しかし、私は忘れもしません。
それは、オウム真理教の事件で殺された坂本弁護士一家殺害事件です。
坂本弁護士の友人(弁護士)が死体が遺棄されていた現場に立って・・・
その友人がTVで語るには、坂本弁護士は、死刑反対論者だったそうです。
しかし、目の前で妻子が殺されるのを見たのち、そして自分も殺され・・・

坂本弁護士は、それでも死刑制度を反対しただろうか。。。
と、その友人の弁護士がぽつりと呟いた言葉が今でも私の脳裏に残っています。

・・・

「当事者の気持ちは、当事者にしか分からない」
悔しさだって、憎しみだって、無念さだって、

やはり自分自身が同じ立場になってみないと分からない。そう思います。

なにが最善の方策なのかは、私には分かりませんが、ただ本村さんと同じ
境遇に置かれた場合のことを考えてみますと、

スピリチュアルな書籍を読んできた私でも、「極刑(死刑)をもってしかるべき」
だと思うのです。
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