【逆子】（155人目 - 2）33w2d健診にて頭位確認 and 質問

神宮外苑絵画館前の広場と国立競技場からの一コマです。

今日のブログは先日アップしたものの続きです。

• 逆子が治ったら小指のお灸はストップする形で良かったでしょうか？
• それとここ1ヶ月血圧が上がっていて、今日検診の時も高くついにギリギリのラインになってきてしまいました(妊娠高血圧症) 。お灸で何か対応策がありますでしょうか？あればまた診察にお伺いしたいです。

おおした先生

こんにちは、先週(31w4d)にお伺いさせていただいた⚫︎⚫︎です。ありがとうございました。

またその後アフターフォローのメールいただきありがとうございます＾＾

お伺いしてからお灸を続けてみました。
自分の体と赤ちゃんに向き合うことができて、良い時間を過ごしています＾＾

【逆子】（155人目）赤ちゃんの位置がわかる人って実はいたりするのです - 鍼灸師「おおしたさん」のブログです

---

おおした先生

お世話になります⚫︎⚫︎です。今日は健診(33w2d)だったのですが逆子ちゃんが治っていました^ ^
先生のおかげです。本当にありがとうございました！

まずセルフケアについて質問なのですが、逆子が治ったら小指のお灸はストップする形で良かったでしょうか？いただいたリーフレットに右側の小指は産前までやると安産に繋がると書いてあったので右側だけは続けた方が良いのでしょうか？

三陰交と膝の外側のツボは産前まで続けた方が良いでしょうか？お手隙の際にご指導いただけましたら幸いです。

それとここ1ヶ月血圧が上がっていて、今日検診の時も高くついにギリギリのラインになってきてしまいました(妊娠高血圧症) お灸で何か対応策ありますでしょうか？あればまた診察にお伺いしたいです。

よろしくお願いします。

⚫︎⚫︎

---

⚫︎⚫︎さん
こんにちは
おおしたです

頭位になってくれて、よかったですね(^｡^)

では質問についてです。

● 逆子が治ったら小指のお灸はストップする形で良かったでしょうか？

至陰は「陰至る」すなわち陰陽の境目といったツボでもあります。陰陽がわかっていないから逆子になっているわけで、胎児に陰陽を改めて教える、といった意味もあります。

陰陽の位置を理解してくれたと思うので、施灸しなくて大丈夫ですよ。

で、右の小指先についてですが、お渡ししたリーフレットを読んでくださったのですね！

位置は印をつけた爪のキワではなく、小指の先端にお灸をします。

ここは36週を過ぎて施灸すると安産に良いと言われています。

このリーフレットにある「右足小指先のお灸は安産にいいです」ですが、36週以降来院される方がまだいた時代に作ったものの名残で、これを読んでくださっていた方がいたとは驚きです！

ありがとうございます。

でも混乱しますよね(^◇^;)
失礼しました！！

ということで、、
三陰交と膝のところ（足三里）ですが、できたら毎日お灸をお願いしたいです。

三陰交は胃腸と子宮のバランスをとってくれるツボです。子宮への圧迫が防げるので赤ちゃんの居心地がよくなるし、胃腸も元気になるので、産後の回復がとっても良いです。

足三里は胃腸のツボ、松尾芭蕉の奥の細道序文にもでているほど有名なツボです。

「〜〜〜もゝ引の破をつゞり笠の緒付かえて　三里に灸すゆるより、松嶋の月　先　心にかゝりて　住る方ハ人に譲り　杉風が別墅に移るに〜〜」
その昔、足の疲れを癒すだけでなく、旅先で一番大変な胃腸障害を起こさないための工夫があったのではないかと思います。

● それとここ1ヶ月血圧が上がっていて、今日検診の時も高くついにギリギリのラインになってきてしまいました(妊娠高血圧症) 。お灸で何か対応策がありますでしょうか？あればまた診察にお伺いしたいです。

腎兪（じんゆ）と志室（ししつ）あたりに、押して気持ちの良いところがあると思います。

私はこのツボを⚫︎⚫︎さんのように腎虚の方の血圧調整に使うことが多いです。

特に妊娠時の高血圧は一過性のものも多く、施灸してみるのも良いかもしれません。

つぼの位置はネットに出てますので大体わかるかと思います。

ツボの位置は大まかでいいですよ。

そのあたりを押して、一番気持ちの良い場所を探してみてくださいね(^｡^)。

追伸；ところで頭位になった瞬間とか、下を向いてくれているだろうな、と思って健診に行かれたとか、、
そんな感覚はありましたでしょうか？

（続く）

---

【右足小指の先のツボについて】

だいぶ前のブログですが、、

この頃からやっていた足の小指の先のお灸です。

37週以降やるといいですよ！

（左足は止める意味があるので、切迫とかに良いです）

この右足小指の先に行うお灸、あの南方熊楠も読んでいたという江戸時代の百科事典「和漢三才図会」にに記載されています。

第十一巻経絡部の至陰のところ、、

「胎児が手を先ず出すような事態となり、諸の符薬も効がないとき、右の小指尖に三壮灸すればたちどころに通常に出産する。」

からの応用です。

安産に良いお灸、是非やらせてください(__) - 鍼灸師「おおしたさん」のブログです