ちょっと曇ってましたが、瀬戸内海を堪能しました!
【昨日のブログ】
若いものはその住みにくさに街に出ていき、ますます活気がなくなっていく。
若いものはその住みにくさに街に出ていき、ますます活気がなくなっていく。
学園という名の小中一貫校のはなし
昨日の話の続き、お好み焼きを食べに来ていた女性3名、女将さんとの会話からして、どうやら近所の小学校の先生みたいだ。夏休みに入り給食が無いのだろう、皆で食事をしに来たのだろうと思いつつ、何とは無しに話を聞いていた。その会話の中に「学園」という言葉が頻りに出てくる。学園と聞くと私立か特別支援学校を思い浮かべてしまうこの私、この片田舎に私立があるわけもなく、しかし小学校の先生は確かそうなので支援学校でもなさそうだ。それで調べてみたら、小中一貫の公立校が近所にあるらしい。
中高一貫の公立は都内にも増えているが、小中一貫となると少し違う。少なくとも公立のそれはあまり聞いた事がなかったので、どんなメリット、そしてデメリットがあるのか調べてみた。メリットとしては、小中一貫教育により、中学校進学によるストレスが軽減されるとか、上級生と下級生の交流の機会が増え、生徒にとって良い経験になるとかあった。デメリットとしては、小中一貫校の場合、どちらの免許も持つ先生を見つけるのが難しいとか、9年間続く学校生活の中で、いじめ等が起きた場合のリセット等を心配する声を見つける事ができた。
それにしても、この片田舎に小中一貫の学校があるだんて。実はそこが少し気になったところではある。
というのも、首都圏だとこのような学校は人気が高く、越境してまで通わせる親御さんがいると聞く。先日も、治療院界隈に住む患者が通っているという広陵中学校のプール開放日の話から、私もよく赤坂小学校のプールに行っていたという話題を投げかけたところ、あそこは赤坂中学校と一緒になり、名前が変わったという。そういえば乃木坂から日枝神社に向かうあの通り、赤坂小学校と赤坂中学校をつなぐ広い空中通路ができていた。あれが小中一貫校になる布石だったのかと今更ながら思った次第だ。そんな事を聞いた矢先にこの田舎の学園の話、もう少し調べてみると、どうやら子どもの人数減少による学校の統廃合に、小中一貫校の設置も含まれているようなので、多分それが理由で竹原市のこの学園は誕生したのだろう。
メリットでメリット色々あるが、集約的かつ継続的な子どもの学びは都会も田舎も変わらずトレンドのようだ。
小中一貫校の目的
「中1ギャップ」の抑制と、少子化による学校の統廃合。
- メリット
小中一貫教育により、中学校進学によるストレスが軽減される。上級生と下級生の交流の機会が増えるのも、生徒たちにとって良い経験になるかもしれない。 - デメリット
9年間続く人間関係にいじめ等を心配する声がある。
「小中一貫校」の種類
「義務教育学校」吉名学園、赤坂学園
- 小学校・中学校の組織は一体化しているので、校長1人、副校長1人、教職員の組織も1つ。
- 原則、教員は小学校と中学校の両方の免許を持っていなければならないので、教員の確保が今後の課題。
「併設型小中一貫校」
- 施設が一体化していても分かれていても設置可。
- 小学校・中学校はそれぞれ組織として独立しており、校長は各学校に1人、教員は各学校に応じた教員免許を持っていれば勤務可。
- 小学校・中学校の設置者は同一。
「連携型小中一貫校」
- 施設が一体化していても分かれていても、設置可。
- 小学校・中学校はそれぞれ組織として独立。
- 教員は各学校に応じた教員免許を持っていれば勤務可。
孫たちの代になって 公立の小中一貫校になりました。
旧町内で言うと 中学校は1校ですが 小学校が4校から2校にへり
そのうちの一校が 小中一貫校になりました。
中学校だったところを使い 体育館はそのまま 校舎とプールは建て替え
運動場も工夫して 小学生と中学生が一緒に生活できる施設になっています。
校舎の真ん中に 小中どっちも使える交流ホールがあり
先生たちの職員室も教室も 左右に分かれています。
プールは 小学生が入るときは プールの床が上がるようになっていているそうです。
また面白いのは チャイムが鳴らせないので みんなが時計を見て
それぞれが時間割に従って行動するそうです。
小学生は通学距離が広がりましたので スクールバスが出ています。
幼稚園はひとつ 保育園が3つありますが 私立の保育園2つはそのままにして
市立の保育園と幼稚園が合体し 認定こども園になる計画です。
そうなると 幼稚園の子も お弁当ではなくて給食になるし
親の都合にとっては 申請しておくと夕方まで預かってくれることも
できて メリットは大きいそうです。
何しろ 幼稚園の年長と年少合わせて ことしは7人しかいないそうで
行事が何もできない といいます。
子供も少なくなったけど 働く親が多くなったので 保育園は
きょうだいで別々の園に預けなければならない場合もあるそうです。
親は 子の教育が不安で 過疎地に暮らしたくなくなりますね。
返信ありがとうございます。
小中一貫校について全く知らなかったので、ここで知る事ができよかったです!
子どもの数はこれからますます少なくなるのに、昔みたいに専業主婦は許されない世の中。
家計が苦しいというのに、世の政治家は子育てをいまだに家庭に押し付ける始末。
子どもを産むほど損をする、そう思われても仕方ない世の中だからこそ、私も一隅を照らす生き方をできるだけ実践し、子育ても嬉しいものだと思ってもらえるよう、頑張りたいと思っています!