「おおしたさん」のブログです

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お昼寝と幸福感

2023年06月26日 | 健康
今日の写真は青山一丁目のランドマーク、ツインビルからです。

「これまでの調査によって、30分未満の昼寝は集中力、生産性、創造力を高くすることが分かっていました。そして今回の調査結果は、短い昼寝が幸福度まで高くする可能性を示しています」

この1年、毎日5時前には起きているので、夜にやる事がある場合は昼寝をしなければ体がもたない。それで思ったのが昼寝の深さだ。夜は5,6時間以上寝るが、お昼寝はせいぜい1時間、だからかどうかわからないが、毎回の眠りが夜とは桁違いに深い感じがする。

そういえば30年ほど前、グアテマラのアンティグアという所でホームステイ and 語学勉強した事がある。確かお昼が2時間くらいあった。午前の授業が終わると一旦ホームステイ先に帰る。そこでお昼を食べてそのまま30分ほど昼寝、それから午後の授業に出向いていたように記憶している。これはスペインのシエスタからの風習の名残りで、しえすたを取っている人は取っていない人より夜の睡眠の質が上がるというデータをどこかで読んだことがある。

夜の睡眠の質があがれば、当然疲れも取れやすい。そのあたりも幸福感と関わりがありそうだが、この記事はお昼寝の長さと注意力や心疾患のリスクについても書いてあった。それによると「26分の昼寝をすると注意力が54%高くなるのに対し、頻繁に1時間以上の昼寝をすると心疾患のリスクが82%も高くなる」とある。昼寝の長さについても関心を持たなければいけないとなると、色々考える事が多くなる。

昼寝は、長さだけでなく寝入るタイミングも重要だ。午後3時くらいまでなら良いのだが、夕方の寝落ちは夜の睡眠の質をを悪くするみたいだ。まあその時間の睡眠を昼寝と言って良いのかわからないが、実際午後5時くらいに昼寝をした場合、夜は寝付けないし、すぐに目を覚ましてしまう。だから寝入る時間も気をつけた方が良いのは確かである。

会社勤めだとなかなか難しいが、もしも昼寝ができる環境にあるのなら、試してみる価値は大いにある。幸福感について一つ思い出した。TEDに「ロバート・ウォールディンガー: 人生を幸せにするのは何?最も長期に渡る幸福の研究から」という動画がある。これは人間関係と幸福感について研究したものだが、とても興味深い内容だったのでまたの機会に紹介しよう。

以前アンティーグアではシエスタは神聖なものであったが、今は失われつつある。




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