「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

日大アメフト廃部への懸念と連帯責任

2023年12月13日 | 考えていることとか思っていることとか


日大アメフト廃部への懸念と連帯責任

だいぶ前の記事だが。これを読んで、関学ヘッドコーチの発言に強い違和感を持った。こんな内輪ネタを受け入れる人が世の中どこにいるのだろう。相手は薬物、それも部員120人中実に10人もの学生がやっていたというではないか。これだけではない、日本大学アメリカンフットボール部はまだ記憶に新しい危険タックル問題も思い出させる。だから世間からは自浄できないと判断されても仕方ないのではないだろうか。

それにしても、連帯責任に違和感を持つとのコメンテーターの意見は大いに気に掛かる。個人と団体が引き離された、ある意味アメリカナイズされたものが普通だとしたら、私にはついていけない。そもそもアメリカの大学では、大麻はかなり蔓延っているというではないか。大麻をやったというだけで社会から抹殺されてしまうのが日本なのだ。その危機感の無さに唖然としてしまう。だがこの常識は私だけであって、今の日本の社会では通用しないのだろうか。

もちろん個人と団体は別に考えるべきだが、120人いる部員のうち実に10人もの人間、実に1割弱の寮生が大麻をやっていたと言う事実。そこに連帯責任を問わないだなんて、アメフトに関わる人間はろくなもんがいないな、と感じるには十分だと思う。そもそも寮という規律が重んじられる場所で、それを見守る年長者はいなかったのだろうか。アメフトはれっきとした団体競技、それもアメフト界の頂点の一つである大学というのも世間からして「アメフト即大麻」といったイメージで捉えられるのは、日本におけるアメリカンフットボールのイメージに傷をつけないだろうか。関学ヘッドコーチの甘すぎる考えに異を唱える人間はいなかったのだろうか。廃部にしたからといってやめなくていい。同好会から始めたらいいではないか。アメフトに命を懸けてのぞんでいたからこそ、世論のアメフトへの見方を変えるためにも、一度、解体し全てを整理してやり直すのが日本にアメフトを残すための最善策だと思うのだがどうだろう。

それらを踏まえて関係者は組織体系をもう一度再構築する。そのチャンスを与えられたと考えたら、成長するにはもってこいの出来事だ。日大アメフト部員の救済も3年生や4年生はどこだかの大学が拾ってくれないものか。連帯責任はんた〜い、といった間抜けな音頭を取るのではなく、日大だけでなくアメフト界全体でことに当たることはできないだろうか。

日大アメフト部の不死鳥魂がこんなところで終わるわけがない。

応援してます。


米国ならって、、、
普通の日本人の感覚とはかけ離れた海外礼賛コメンテーターの存在が、アメフトの存在をより危うくする。

【2022年5月のブログから】
厳しい部活で心を鍛える、という話をよく聞きます。でも心を鍛えるというのはどういうことをいうのでしょうか


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