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着色料などの食品添加物摂取が「キレる」子供を助長

2007年09月07日 | 健診・検査・予防接種

欧米では「HLD症候群(ハイパーアクティビティhyperactivity)」という病気が社会問題になっているみたいです。

 

この言葉、知りませんでした。

 

調べてみると、落ち着きがなく、すぐ興奮し、いつも身体をうごかしている。反抗的で自制心がない。集中力がなく、飽きっぽい。眠れない、夜目を覚ます。歩くとつまずいたり物にぶつかることが多い。などの症状(??)を表すみたいです。

 

これは昔から着色料や着香料などの添加物の影響ではないかとの発表があったようですが、この研究が英医学誌ランセットに発表されました。

 

今回の研究で「合成着色料や保存剤が子供の健康に悪い影響を与えることが明確に証明された」ということです。

 

原因はいろいろあるとは思いますが、添加物を極力摂らないっていうことは身近にできることなんで、気をつける価値大有りです。ね。

 

 

 

 

着色料などの食品添加物摂取が「キレる」子供を助長=英国の研究

 

Food additives linked to hyperactivity

 

【パリ6日AFP=時事】英サウサンプトン大学の研究で、食品に使用されている合成着色料や防腐・保存剤が、子供が集中力をなくし、すぐにかっとなって過激な行動に走るHLD症候群の症状を助長することが確認された。6日発売の英医学誌ランセットに研究結果が発表された。
 合成着色料や防腐剤の摂取とHLD症候群との関係は30年以上も前に初めて言及されたが、それを実証する広範な調査・研究を欠いていた。
 同大学の研究者は3歳の子供153人と8-9歳の子供144人をグループ分けして実験を行った。まず、添加物を含まないフルーツジュースを与えるグループと添加物入りの飲み物を与える2つのグループに分け、添加物入りを与えるグループを合成着色料の量によってミックスAと、Aの2倍の量の合成着色料を与えるミックスBのさらに2つのグループに分けた。A、Bとも、保存剤の量は同じとした。
 6週間にわたって実験を続け、この間、対象となった子供を観察した結果、添加物を摂取したグループは全体的にみて約10%多くHLD症候群の定義に近い行動を取るようになったという。
 研究の中心となった同大学の心理学のスティーブンソン教授は、この研究によって合成着色料や保存剤が子供の健康に悪い影響を与えることが明確に証明されたとしている。
 同教授は、HLD症候群の原因はいろいろあって、親は子供の口に食品添加物が入らなくすることだけで同症候群を予防できると考えるべきではないが、それによって少なくとも1つの原因を取り除くことができると指摘している。〔AFP=時事〕


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