20歳にして初めての海外旅行、ニューデリーin、45日後にカルカッタoutのエアチケットを使って旅した時の思い出をたまに書いています。
【今年8月に書いたブログです】
大麻を薬研で粉にしたものをラッシーに混ぜて飲む方法がインドにはある。これをガンジャラッシーと言う。あっ、これを書くにあたり再度調べてみたのだが、バングラッシーという方が正しいかもしれない。
ブッダガヤと雷と
ガンジス川に沿ってのインド旅行、ブッダガヤにも足を止めた。かなり古い記憶なので思い出せる事は少ないが、記憶を絞り出してみれば、駅からブッダガヤまで遠かったというのと、チベット人が経営してた食堂で久しぶりに食べたトゥクパという麺類あたりだろうか。とくに麺類に飢えていたので、トゥクパにはとても感激したのを覚えている。
ところでインドは人口の8割以上がヒンズー教徒だと言われているが、実は仏教発祥の国だったりする。そんなインドの仏教8大聖地の1つが「ブッダガヤ」。約2500年前にブッダがこの地にある菩提樹の下で49日間の瞑想を経て大いなる悟りを開いた場所として有名である。
旅も中盤に入り特にツーリストとの接触は無かった。というか意図的にツーリストを避けていたように思う。多分旅慣れてきたのもあるのだろう、誰とも話したくないモードに入った自分がいた。このモードに入るとすべてに対し斜に構えてしまう悪い癖が自分にはある。そういえば学生の時に自転車で北海道を旅行したことがあった。旅の途中、礼文島にある皆でフォークソングを大合唱するユースホステルに泊まったが、ちょうど島に着いた時にこのモードに入ってしまい、誰とも交流せず次の日にそそくさと宿を後にしたの思い出した。今思えばもう少し楽しんだらよかったとも思うのだが、気持ちがそうなったのだから仕方がない。
ブッダガヤから駅への帰り道、その道すがら遠くで雷が光っていた。それも音の無い雷が繰り返し繰り返し。エンジン音のうるさいリキシャだったのもあるのだろう、騒音で音が消されていた中で見た音の無い雷、旅も中盤に差しかかり旅慣れてきたように思っていたが、夕暮れ時に見たこの雷を境になんだか人恋しくなってしまったのを覚えている。
ブッダガヤで思いだすのはこんな感じか。トゥクパと音の無い雷。色々と面倒くさくなり人と関わらない一人旅を満喫していたが、この雷を境に日本人を見つけては話しかけるようになっていた。
【今年の6月に書いたブログです】
バラナシーでのガンジャラッシー体験がなかなか強烈で、その怖さを早々と知る事となったが、ここはインド、その後も少しばかり嗜むことはあった。
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