「上善は水の如し」とは老子の言葉。
上善如水
「上善」とは、最も理想的な生き方のことで「理想的な生き方をしたいと願うならば、水のあり方に学べ」「もっとも理想的な生き方とは、水のようなものである。」というのがこの言葉…。
新釈「老子」講義には
「水は万物に恩恵を与えながら相手に逆らわず、人の嫌がる低い所へ流れていく。 低い所に身を置き、淵のように深い心を持っている。わけへだてなく、言うことに偽りはない。政(まつりごと)には破綻を生せず、物事には適切に対処し、タイミングよく行動に移る。 これこそ水のあり方に他ならない。 」
とあります。
つまり……「水」には学ぶことができる特徴を挙げれば三つ……。
- 四角な器に入れれば四角な形になり、丸い器に入れれば丸くなるといった柔軟性。
- 低いところに流れていくのは嫌なものですが、自ら低いところにながれていくといった謙虚な姿。
- 緩やかに流れれば人の心を癒し、速く流れれば硬い岩をも砕くといった、偉大なエネルギー。
大好きな言葉を載せてみました。