治療院にはいろんな方が来られます。中には治療を端から疑って来られる方もおられます。どうしてココに来られたのか不思議なくらい…。あの病院ではこのように言われたとか、マッサージでなかなか良くならないから来てみたとか、前に鍼をやったけど、ちっとも良くならないのでココに来てみたとか。セカンドオピニオンは大切ですし、いろんな先生の意見を色々な角度から聞くことはとても重要ですが、治療をする前から疑心暗鬼ってどういうことなんだろう?
良くならないので文句を言われる事もがありますが、これは私の問題ですね。すみません。
なかなか治らない患者さんにある種の傾向があります。
「いかがですか?」と尋ねると「今日は○○が痛い」「ちっともよくならない」等、悪いところから話をするような人。
前回の治療の後に言っておられた不定愁訴の改善は無視、とにかく悪いところを探すことにご執心な方。
逆に「腰痛はまだ良くないけど、腹痛おさまったよ。ホントに助かった」とか、「膝の曲げ伸ばしが楽になってる気がする」とか、「なんだか楽になっているよ~」とか…素直に良いところを認める方は、楽になるのも早いです。
「疑う」ことが悪いというわけではありません。でも疑ってばかりいると、治療効果が上がらないばかりか、担当する先生や家族の心も折れてしまうのではないでしょうか。それでも私達には治療をしない選択肢はありませんが、治っていく実感を心の中で大きく膨らませてもらう作業をしてもらうと、治療がスムーズにいきます。
ですから単純とか純粋とか…そういう心持ちの人は気持ちが上向きになり、リラックス効果もあがります。そうすればますます身体の治す力も増えるというもの。
病気治しに必要なのは、自分は健康だと宣言すること、そうイメージすること、病気を忘れること、健康だと振舞うことだと誰かが言っていました。
治療に対し、このような心持ちでのぞんでもらえれば、良くなるのもことのほか早いですね。
人がいうことを「疑う」とか「妬む」とか言っている方は、自分をいつも疑っている人であり自分を蔑んで考えている人です。
「不機嫌」とか「へそ曲がり」とか「悪口」は自分で自分の首を絞めているようなもの、そうやって人から同情を買って振り向いてもらおうという作戦で生きていくと、必ずや策に溺れてしまいます。
注意しようね!
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