「運動しなきゃダメ!」
「野菜をもっと食べなきゃダメ」
「お酒の飲みすぎはダメ!」
「タバコの吸い過ぎはダメ!」
「ダメダメ攻撃」は治せない時に使う言葉。
そんなことわかってる!!!
目の前にいる患者さんができそうも無い事で説教するのは、治療する側の自己満足でしかないように思うのです。
患者さんにもいろんな人がいます
食パンが好きで毎日食パンだけで生活している人……
市場の仕事が終わった後、毎日8時間はパチンコ台の前に座る人……
辛いものが好きで、唐辛子のビンが3日と持たない人……
今の症状を引き起こしていると分かっている時。
それを患者さんご自身も分かっている時。
分かっているけどやめられない時。
でも今の症状をどうしても治したい時。
言葉一つで悪い方にも変化するので、声かけ一つとっても細心の注意を払いたいところです。
世の中にはいろんな人がいますが、、
その人にとってその生活スタイルしか知らないと、それが当たり前になります。
でも偏った生活だから症状がとれない場合は多いです。
鍼灸師としてどこまで生活スタイルに踏み込むことができるか。
とにかく良くなってもらいたい。
私たち鍼灸師のできることは、治りやすい環境を整えること。
本人にそれを少しでも改める気持ちが無ければ治療効果は少なくなるし。
病気治しは癖直し
癖を直すためのフォローは大切です。
でも長続きしないことの方が多いです。
そして、あまりにもひどい生活スタイルの場合、厳しく言うことも必要??
ぎっくり腰で来院された患者さん…
「明日一日中外回りで、重たいものも持たないといけないんです。本当に私は忙しくて仕事を休むことはできません。でも腰を一発で治して欲しいんです……」
っていう無理難題をどう解決するか……
日常生活の改善ポイントはないか……
自分の治療方針に問題がないか検証しながら、揺らぐことなく治療を確実にすすめること
患者さんはいろんな人がいます。
すべての人が安心して治療を受けていただけるように、「揺らがない」治療を心がけたいです。
とかなんとか、、、
自分に言い聞かせているような話でした(^◇^;)
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