「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

心根さえ育てはあとは子どもに任せて大丈夫!

2023年03月02日 | 考えていることとか思っていることとか
神宮外苑のイチョウ並木に高所作業車が入り、4年に1度の剪定をしています。

綺麗になっていくイチョウの木を眺めるのもなかなか楽しいです。



心根さえ育てはあとは子どもに任せて大丈夫!

受験や親の思いに翻弄されて自分を見失い、30歳を過ぎても自分探しを続ける若者。片や子ども時分より「好き」を大切にされ、大学に進学しなくても自分を持って幸せに生活をしている人。親の選択肢が大学や就職にしかない場合、子どもの選択は限られる場合が多く、そのためのレールとして中学受験が用意される。本人の気持ちが備わっていれば別だが、親にやらされている感覚しかない場合の進学はその子の先行きに一抹の不安を覚えてしまう(1)

私は感情を育てる事がとても重要だと思っている。勉強への固執に、同時に育くまなければならなかった「心根」が育たない状態が生まれるのであれば、本末転倒だと言わざるを得ない(2)

私自身の話になるが、小さい頃からやり事をやらせてもらえていたように思う。高校で自転車旅行を始めた際も特に反対は無かった。車に乗っていたら自転車がどれだけ危険かわかっていたと思うのだが、九州や四国、大阪へ自転車旅行をした時も特に反対はされなかった。そして大学を卒業して就職せずにいても、何も言われなかった。そんなこんなで普通の就職を知らずここまで来ている。そして周りに助けられながら、なんとか治療院を切り盛りしているのだが、我ながらなかなかスリリングな人生を体験しているようには思う。そんな私が子どもの行きたい道を否定することなんてできるわけがない。でもやはり口を挟みたくなる時はある。でも、である。そこは少し修練した。だから少しばかり「待てる」子育てができたようには思う(3)

そんな自分勝手で運任せの生き方をしてきしてきたので、子どもにああなれこうなれと言う事なんてできない。そんな私からして、子ども達は私に似ず我が道をしっかり歩いている。だから私は子どもたちをとても信頼している。尊重しているし尊敬すらしている。

そして子どもを信頼するということは、子どもが選んだ人も信頼するということ。子どもが選んだ友達や恋人、尊敬する人やミュージシャン、好きな偉人も。得にその集大成である子どもが選んだ配偶者は子どもよりも尊重する(4)

とにかく子どもがこれから何をしようが何をしまいが、心根は育てたつもりなので、年長者として温かく見守り続けたいと思っている。


「公立を避けたい」「私立を避けたい」「公立にそのまま行く」「私立を受験する」。このコラムは「公立を避けたい」との結論ありき、そこへ巧みに誘導するもので、何処かの私立校から何かをもらっているのかと勘ぐりたくもなる。



消化する能力がまだそなわっていない子どもに、事実をうのみにさせるよりも、むしろ子どもが知りたがるような道を切りひらいてやることのほうがどんなにたいせつであるかわかりません。 


アドラーは生きるのに望ましくない性格について「待てない」という事を挙げてます。

はっきり言って、私は待てない人!
だから後の話でも書いてるけど、自問自答で時間稼ぎをしている感じ。



子どもが選んだ相手こそが子育ての集大成だ、だから私は自分の子どもよりも相手を全面的に信頼する。それくらい子どもが選ぶ人は絶対だ



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