おおした鍼灸院
TEL 03-3401-8918
前回のブログ
言うこときかなくてあたりまえ
の最後にも書きましたが
今回のお話は「逆子は治すものではなく直るもの」です
先ず「治る」と「直る」について
逆子の場合、できるだけ「直る」という言葉を使うようにしています
「治る」は具合が悪い時に使いますよね
痛いとか辛いとか怪我の時だとか…
逆子は病気でも何でもないので、私は「直る」と言うようにしています
それではお腹の赤ちゃんについての話です
赤ちゃんには何も求めない方がよいと思っています
「あなたが何をしようが無条件で大好きだよ」
という気持ちだけを赤ちゃんには伝える…
ただそれだけでよいと思っています
親の言う事を全く聞かないのが子ども達です
子どもはそういう生き物です
ましてや胎児が親の言う事をきくわけが無いと思っています
ですから逆子の赤ちゃんに「下はこっちだよ」と言ってみるとか
旦那さんに「こっちが下だからね~」と言ってもらうとか
これ、少し違うような気がするのです
もちろんお腹の中の赤ちゃんと話をするのは大切だと思っています
しかし子どもに親の思いを伝えていいのか、正直どうなのかと思ってしまいます
「言い聞かせる事で逆子を矯正しました」
と言われる方も多いので、なんとも言えないところではあります
ですが週数高くして逆子の胎児に言い聞かせをしている妊婦さんに
「下を向いてね」と言えば言うほど帝王切開の不安が増えたように思う とか
なんで私だけがこんな思いをしないといけないのか、惨めな気持ちになる と言われる方も多いのです
ですから逆子治療で来院された方には、言葉を選ぶようにもしてもらっています
不安が増えるとお腹も固くなる
それでお灸の効果も低くなる
そのような事もあるのではないかと思っています
逆子の不安は旦那さんやお母さんにぶつける
赤ちゃんには
「生きててくれるだけで嬉しいよ!」
という気持ちだけを目一杯伝える
そちらの方がよく動くようになると思いますがいかがでしょうか?
赤ちゃんは別個性です
その別個性であるお子さんを思い通りにするというのは難しいと思います
しかし、お母さんが今の自分を喜んでくれるだけで、お子さんは嬉しいというものです
それだけでもよく動き始めます
不安の中で喜ぶのは至難の業ですが、できるようになります
逆子のお灸が「不安」を「安心」に変えるキッカケになってくれる事を願ってやみません
ということで、お腹の中の別個性に「治す」という言葉は違うと思うわけです
自らの強い意志で治すものと考えて、それで運良く頭位になったら、生まれてからも赤ちゃんに強要することがあるかもしれません
私達は年長者
やることやって後は待つ
「人事を尽くして天命を待つ」
といった感じでしょうか
まだ逆子直しのためにできることはたくさんあります
そういう情報を私はたくさん持っています
子育ては「待ち」の連続
逆子もそう…
勝手に「直る」ための環境づくり…
環境作ってあとは「待つ」
そのお手伝いが私の仕事
とりあえず子育てから逆子を考えてみるといいかもしれません
逆子への関心の持ちようが変わりますから
それだけでも下を向きやすくなると最近思うようになりました
お灸でお腹を緩めつつ、気持ちもいっぱい緩めると、いろんな変化が感じられると思います
追伸;妊婦さんからのお便りはこちらです
参考にしていただけると幸いです
おおした鍼灸院、患者さんからのお便り
http://blog.goo.ne.jp/felizfelizfeliz/c/f09dab9367d93fcc5fa337c47dfc25b3
おおした鍼灸院口コミサイト
https://www.shinq-compass.jp/salon/review/495/
院内での治療は10時より20時ぐらいまでです。
電話連絡だけでなく、メールやフォームでご連絡も可能です。
おおした鍼灸院 逆子治療について」
http://oosita.jp/breechbaby/
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