先週毎日通った往診先の猫ちゃん。赤毛ちゃんの方は家の人以外を触らせたことがないって言ってたけど何日目だったかな触らしてくれた。うれしかったなぁ。
ということで久しぶりに妊娠期のことをお話しします。
睡眠の質と早く寝るようにするだけで妊娠しやすくなる
先日の勉強会で不妊を多く手がてている先生と話をしました。睡眠の質を上げる、早寝するように心がけるだけでも妊娠しやすくなるとか。逆に遅く寝ている人はなかなか妊娠しないとのこと。私は妊娠期と睡眠の関係を調べているので、意見交換できたことはとても大きな収穫でした。
実際眠ることはとても大切です。最近は夜ふかしが普通なので1時や2時に寝入る方も多いですが、妊娠期は原始的な身体に戻るため、早寝早起きに移行したほうが、いろいろな意味で良い結果を得られると思います。
「睡眠は神の掟」
大人も子どもも睡眠はとても大切です。オーストラリアでは7時台に子どもを寝かせるのが当たり前だとのこと。8時台の電車に子どもが乗っていたり、9時過ぎているのに子どもがコンビニにいたり…。夜子どもが外に出ているのを見るのはホントにつらい。
お肌のゴールデンタイムと言われる夜10時に寝なさい！だなんて口が裂けても言いません。そんなに早くねることができる人なんていませんから。でも夜中の2時や3時に寝ている妊婦さんの逆子はなかなか直せないし、不妊治療の大家も夜ふかししている女性に赤ちゃんを授けるのは容易ではないと言っておられたわけで、良いことはまったくありません。
運動の是非もいろんな考えがありますが、私は睡眠からそれを考えてもらうようにしてもらっています。よく眠れるように昼の活動量を考えてもらう、そうすればその方の適当な運動量がわかると思っています。運動をしっかりしていた人が安産かというと、そうでもないような気がします。これまで運動をしたことがなかった人がいきなりハードに歩き回っても、あまりよい結果が生まれているようには思いません。もともとあまり運動していない人は、運動し過ぎると気がたって寝れないようになったり、運動していた人は運動していないと睡眠の質がさがったり…。とにかく睡眠から考えると、本人にも上手く考えてもらえるような気がしています。
睡眠といえば最近注意しているのが携帯やスマホの使用について。目の疲れは肝の働きを悪くし、いろんなトラブルを引き起こす原因になります。
これは妊婦だけでなく、誰彼問わず不調やストレスの原因になってしまいます。それでなくてもパソコンを見る機会が多いこの時代。寝る前や、夜中起きるたびに携帯、スマホでいろいろチェックしている人は本当にトラブルが多く、これだけはやめるようにしてもらっています。
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