「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

高齢出産の赤ちゃん元気すぎ?!

2023年11月01日 | 安産・逆子
だいぶ前の話ですが、
不妊治療からずっと来てくれてた方、初産40歳前後、頸管長が短く入院長し^^;

大変な妊娠中も、来れる時はずっと来てくれてた!

で、、、
経膣分娩で安産だったと、、

2ヶ月半の赤ちゃんに会えた時は嬉しかったなぁ、、


初産って、年齢かかわらず不安ばかりですよね。

それでなくても心配なのに、特に高年での初産は出産によるリスク(早産、胎児奇形、胎児の死亡等々、)を言われるので、「そんなん言われなくてもわかってる!」って感じですよね!

他で散々言われているからそこを意識させてしまうような言葉は慎まないと、、

なので高年での子育てと子どもの健康と発達との関係を評価したエビデンスを探していました。

そしたらこのようなものが、、

母体年齢の上昇と、子どもの健康と発達との関係についての仮説からの検証

高年での子育てが、5歳までの子供の健康と発達に良い影響を与える」という論文です。
  • 子どもの怪我や入院のリスクは、母親の年齢が上がるにつれて減少
  • 言語発達は母親の年齢が高くなるにつれ改善
  • 母親の年齢が高くなるにつれ社会的・情緒的困難は減少
それが貧困層にも適用とのこと!
社会的経済的に裕福な高年の方だけでなく「貧困層も」っていうのも大変興味深いところです。

※ シュア・スタート(Sure Start)という言葉、初めてしりました(^◇^;)
「恵まれない地域に住む就学前の 子ども(注:イギリスでは義務教育開始が5歳 なので、4歳以下の乳幼児)とその親を対象と した、イギリスの早期介入施策の総称」

【参考】Sure Start


こんな論文もありました。

33週未満の早期新生児と母体年齢の関係

対象; 33w未満新生児12,326人

出産年齢が上がるにつれて帝王切開分娩、出生前ステロイドの使用、母親の高血圧、および糖尿病は増えるが新生児の死亡率、壊死性腸炎、敗血症の減少するとのこと。

この論文もすごくないですか?

もちろん初産経産の違いもあると思いますが(そこまで読み切れてない^^;)、母体はちょっと大変でも、子どもは母親の年齢が上がるにつれてトラブルが少なくなるって、(^。^)

妊婦さん安心させるための武器が一つ増えました。

(2020年11月20日wordpress記事参考)


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