今日は腰痛の方ばかり治療している感じです。
やっぱり寒くなったからかなぁ…
とか何とか言いつつ、腰痛の話は後回し…
あっ…この時期の腰痛は「内臓の冷え」がキーワード。
内臓が冷えて下がって腰椎に負担をかけて…
それでヘルニアとか坐骨神経痛の前駆症状を持つようになる方が多いので、膝が変とか足首がなんだか重ったるいとか感じたら早めに治療しましょうね。
とりあえず、この時期の腰痛はお灸がとってもいいですね。
ほんとによく効きます!
ということで本題…
逆子で来られる方の傾向について…
逆子治療ですが、最近は「第2子も逆子で…」とか、「第3子も逆子で…」とか言う方、つまり以前に来院された方が結構多くなりました。
そういう方は28週前後で来院されるので1,2回で直る方ばかり。
昨日TELにて頭位確認できた方は今回3人目の赤ちゃんがお腹におられます。
実は上のお子さん二人とも逆子治療で来院。
第1子は35週3日前と治療開始日が遅かったのですが、無事に逆子が直ってくれて、やはり早い方が安心度も増すということで、第2子も第3子も逆子と分かった時点、つまり30週以内に治療院に来てくれてます。
実はほとんどの方が、鍼灸治療が逆子直しに良いと知る機会が遅いんです。
病院では28週や30週では積極的に直しません。
…と言うか直す術はありません。
「まだ小さいし羊水も十分だから、何もしなくても回りますよ~」ってな指示がほとんどです。
友達に聞いても、「私も逆子だったけど、すぐに直ったよ!」っていう人ばかり。
そりゃぁそうですよね。全体の4,5%ですから…
逆子で生まれて来る子って…
で、月日が流れて32週の健診で直っていないと、「34週で頭が上だと帝王切開の話をさせてもらいますね」と言われて…
「えっ、帝王切開!!」と慌てて検索^^;
それで鍼灸治療が逆子治療に良いということを初めて知る…ってな感じです。
友達には「直るから大丈夫よ」と言われて、安心してたらまだ逆子…
それも帝王切開になるかもしれない…
それで友達との関係がぎくしゃくしちゃったりする妊婦さんも…
そんなことになるだなんて知らなかった、早く教えてよ!みたいな方も…
私は直ったから…とか言った言葉
そんな言葉が意外と逆子の妊婦さんを傷つけてたりすることもあったりします。
それでなくてもデリケートな時期ですから…
この帝王切開の宣告、いきなりくるんです、いきなり!!
それで皆さんズドーンと落ち込むんです。
なんで私が帝王切開??
正直な話、初産の方で30週以内に来院される方の多くは実は医療関係者。
女医さんも助産師さんも看護師さんも…。
26週あたりで逆子治療のため来院された女医さんがおられましたが、「センセー来院ちょっと早すぎ!!…っていうかまだ逆子と言わないし(・_・;)」
すぐに頭を下に向けてくれましたし、お灸は気持ちいいですね!っていうお言葉を頂戴したので、その女医さんには「逆子でしんどい思いをしている妊婦さんがおられたら鍼灸も勧めてね!」ってお伝えしましたが、産科医でないし、なかなか逆子の方に会う機会は無いし、あったとしても産科医を差し置いてお話するのは憚られるし…なんて感じでした。
うん、わかります。
勤務医だからこそ色々と難しいって事…。
とりあえず28週1,000gぐらいからお灸できたら楽勝なんですが…^^;
ということで、逆子とわかったら早めに来てくださいね!
そしたら1回でなんとかなる場合が多いですし、私も楽が出来るっていうものです(^^)v
鍼灸ジャーナル vol.13(2010年3月号)3/1発売号に「逆子の臨床考察」として論文を掲載させてもらいました。
http://www.oosita.net/breechbaby_journal201003.pdf
逆子治療について私の考えをブログでまとめているのはコチラ↓(^^)↓
逆子の問い合わせが多いので、ブログから抜き出してみました。
http://www.oosita.net/sakago.htm
こんな逆子のHPも作っているのでお暇なときに(^^♪
TEL03-3401-8918
おおした鍼灸院はFacebookを持っています。
定休日は日曜・祭日
診察時間は午前10時~午後7時
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