田舎の友達と楽しい語らい

瀬戸内海に浮かぶ島にある墓。

そこから眺める風景も結構好き！

法事の後に食べた美味しい料理。

メバルの煮付けもグッとでした！

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田舎の友達と楽しい語らい

広島に帰ると友達に連絡したら、みんなで飲もうと誘ってくれた。地元の友達との久しぶりの飲み、思い出話は楽しいものだ。

介護や身内の不幸、もちろん嬉しい事も語り合ったが、近況報告は何故だかちょっときつい話が多くなる。共感して欲しいというわけではない。だって普段誰そんな話を誰にもしないし、そんな話をする相手もいない。でもついそんな話になるのは、旧知の友達に甘えたくなるせいもあったのだろう。

そんな中、カープの話はお約束、最近チェックしてないと言われても、なんだかんだとみんな何気に知っている。面白かったのがカープうどん。市民球場時代のカープうどん、汚いトイレの近くにあって、記憶はその臭いと共にある。そんな話をしたら、共感してくれる友達がいた。錯綜する記憶へのお墨付きは何故だか心地良い。

子育てをある程度終えた私たち、釣りに絵画に旅行に、新たな楽しみを探しつつ生きている。前向きな皆に触発されて、私もこれからの人生楽しくありたいと思った次第だ。

それにしても昔話は面白い。自らの経験を思い出す作業、新宿のおでん屋で初めて食べたちくわぶ、一緒に食べたのがそこにいた友達だったなんて。30年もの間、思い出す事のなかった広島での友達関係。地元に住んでいれば、小さい頃の事を要所要所で思い出す瞬間があるはずだ。だから記憶の定着がなされ、小学校時分の思い出も語れるのだろう。だが30年以上過去を思い出す事がなかった私は、記憶の端々があいまいだ。だからその記憶を手繰り寄せる作業はなかなかに面白かった。