春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

上関原発の設置許可を申請

2009年12月18日 17時54分53秒 | 原発・エネルギー問題

上関原発の設置許可を申請 12年着工、18年運転開始
 山口県上関町に計画中の上関原発について、中国電力は18日、1号機の原子炉設置許可申請を経済産業省に提出した。着工時期は目標としていた2010年度から約2年繰り延べて12年6月、それに伴い運転開始も18年3月にずれ込む。

 上関原発は原子炉2基からなり、1、2号機とも出力137万3千キロワットの改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)。中国電としては島根原発(松江市)に次いで2カ所目、山口県内では初の原発となる。

 国内原発の原子炉設置許可申請は、06年9月の東京電力東通原発1号機(青森県)以来。

 建設計画は1982年に明らかになり、反対派住民の相次ぐ訴訟や用地買収の遅れなどで延期を繰り返してきた。

 中国電は今年9月、建設予定地の海面の埋め立て工事を始めたが、反対する市民団体が海上で抗議活動を展開。同社が工事の遅れによる損害賠償を求めて団体メンバーを提訴するなど混乱が続いている。 2009/12/18 16:44 【共同通信】


瀬戸内海を放射能汚染の危険にさらすことがわかっていても、やっぱり原発は造られてしまうのだろうか?
放射能汚染されたとき、被害を蒙るのは瀬戸内海全域の漁業者になるかもしれないのに、
建設の賛成の議決は、上関町の10数人の議員にゆだねられて、決定されてしまった。

それも27~8年も反対し続けていたと言うのに、賛成票が多数を占めるまで、繰り返し繰り返し議決を繰り返して、やっと賛成票が勝ったら、途端に県は建設許可を出すなんて、
此れで住民の意思を尊重しているといえるのだろうか?
二十数年の住民の絶対反対と言う意思は、そんなに簡単に破棄されて良いのだろうか?

此れでは住民の意思を尊重しているようで、尊重しているとはいえないと思う。
住民が根負けするまで攻めたて続けて、住民側が反対しきれなくなる迄粘って、住民の為にならないものの建設でも何でも、強引に作る事になってしまうだろう。

まして原発と言う危険極まりないものである。
そして今やソーラー発電も進歩して、スペインでは電力会社も太陽熱発電(太陽光ではなく太陽熱発電)を始めたと言うし、ドイツのソーラーシステムも進んでいるが、
ドイツの科学者の話によると、ドイツの現在有る屋根の10%を使えば、ソーラー発電で、ドイツの全電力を賄えると言っておられた。

日本も小泉政権のソーラーシステムへの政府援助停止で、挫折させられていたとは言え、
ソーラーシステムの先進国だったのだから、新政権はこれからのエネルギーはソーラーシステムの推進に注ぐものと思って期待していたのに、まだ原発を造らせようとしているらしい。

ウラニュームも限られた資源であり、おっつけ枯渇する資源である事は分っているのだし、
原発は事故が無い時であっても少量の放射能は排出せねばならないものだそうだから、
瀬戸内海のような狭いうち海に、原発を造り何十年も運転し続けているうちには、
瀬戸内海の海産物が放射能汚染されるだろうと言うことは、見えているはずである。

これは将来、瀬戸内海沿岸の漁師の職業を奪う事に繋がるはずである。
そんな重大な事を、沿岸の漁業者に全然知らせることもなく、
二十数年反対し続けてきた住民の意思を無視して、小さな上関町の二十人にも満たない議員を買収して、原発建設賛成という議決を出させたのである。
上関町の議会が賛成しさえしたら、沿岸に大勢居る他の受益者(漁業関係者)の反対意見は。刎ねつけて、強引に原発を造ろうとしているのに、
他県の人達はみすみす見逃さなければならないのだろうか?

国民が第一と言って政権を取った民主党政権が、上関原発を許可するなど有ってはならないことだと、
民主党幹事長は怒りをあらわにして止めてしかるべき時だと思うのだけれど?